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2020年のその他の映画たち
コロナ禍に負けず、よく映画観たな自分!自分を褒めてあげたいデス!…からの、記事にすらなれなかった映画救済措置です。まずは2020年の「記事になれなかった映画たち」デス。
ネタバレを含みかねないのは以下の映画たちでござりまする!
「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」「シン・ゴジラ」「透明人間」「マティアス&マキシム」「ミッシング・リンク」「サイレント・トーキョー」「魔女がいっぱい」
「ハーレイ…」
Tニューフェイトを見まくっていた時に予告を何度か見て、「アメコミ映画だし見ないだろうな〜このノリはな〜」と思っていた「ハーレイ」。コロナ禍の新作映画延期されまくりの嵐の中で、なぜか普通に公開されていた「ハーレイ」。映画に飢えていた私は前言撤回してあっさり見に行ってしまった「ハーレイ」。(あ、でもユアン・マクレガー出てるやん!と気づいた時点で見に行く方向に傾いてはいた「ハーレイ」。「ドクター・スリープ」からの流れでマクレガー。別にオビワンのファンではない。)100人超キャパのシアターに5人くらいしかお客さんが居なかった「ハーレイ」。感想としては、頭の中空っぽにして楽しめる良い映画でした…。スカッとした。誰もその名で呼んでくれない、ハントレスことクロスボウ・キラーが面白すぎたし…。アメコミ映画ではありましたが、アメコミ色薄めで見易かったかと思います。全身タイツの変なヒーローとか出てこなかったしね…。
Read More... 「シンゴジ」
こちらは、コロナ禍でいよいよ上映する新作映画がない映画館が打って出た苦肉の策、過去作リバイバル攻撃っ!ですね!この時も100人くらいのキャパに3人しかお客さんいませんでした!(←私を含めて3人デスよ。)
「シンゴジ」見たことなくて、一度 TVでやった時に録画したつもりが映画本編の前の、昼のどーでもいい特番の方を誤って録画してしまい(…)、数年後にまた TVでやったのをようやく録画できた…とゆー紆余曲折があったのですが。紆余曲折があったわりにその録画した本編を全然見ないままHDの肥やしにしておりまして。あ、リバイバル上映するのね。それじゃ録画したやつちょっと見てみて、面白そうなら映画館で続き見よっと。と、最終的には予告編扱いにされた HDの肥やし。
なんつーか、絵柄とか構成的にすごい「エヴァ」っぽいな!(←ちゃんと観たことないけど「エヴァ」。←無いんかい!)と思いましたが、この作品の感想はひとえに「ゴジラ可哀想!」「自衛隊かっちょいい!」につきますよ。ゴジラがホントに痛々しい…。首都を破壊しまくっている時ですら、痛みに泣き叫んでいるようにしか見えない。悲壮そのもの…。そしてここまで全く興味の無かった戦車砲の凄さに度肝を抜かれた。あんな遠くの標的に的確に当てられるんだ!戦車スゲー!(戦車をなんだと思っていたのか自分…。←いやぁ、なんかもっとアバウトな感じなのかと思ってました。大体この辺りに落ちれば御の字、みたいな。)…まぁ、遠くの標的ゆーてもすごい巨大な標的ではありましたが…。
そして色々含みを持たせるラストシーンちょっこわです。眠れるゴジラの尻尾の先端ちょっこわです。
「透明人間」
これフツーに良い映画だった。と思う。ホラーじゃなくてサスペンスでしたが…。「見えないけどなんかいる」とゆー恐怖はホラーと同じですね。さんざストーカー被害に遭ってきたヒロインの、透明人間(の中の人)に対する最後の引導の渡し方がスゴイ。
この映画以前の「薬品を使って人体の組織そのものを透明にしよう!」とゆー発想から一転、「人体そのものを見えなくするんじゃなくて、外側にステルススーツを装着しよう!」つー発想が現実でも実現可能っぽくて生々しかったなぁ…。どこかの国はホントに持ってそうですステルススーツ。P.ブロスナン時代の「007」でステルスカーが出てきたときには「理屈としてはあるかもだけど、実際そんな情報処理するのは無理なんじゃ…」と思ったものですが、技術はもう007に追いついているのですね。(「007」をドラえもんみたいに言うな!)
ステルス戦闘機とか今フツーにあるもんなぁ。フツーにっても高価な代物ですが。個人がネットで買えるくらいにフツーではないですが。
「マティアス&マキシム」
予告編の出来が良すぎて、いざ本編観たらなんじゃこりゃ!な映画でした。予告はホント素晴らしかったですね!予告で泣きましたヨ自分。マジで。なんつーかフランス語圏映画特有の「思うがままに生きたっていいじゃない!と観ている間は思わせておいて、映画が終わったら正気に戻り「いや、やっぱ駄目だよ思うがままに生きちゃ。」と思わせる映画だ!」と思ったんですけど…。本来なら観ないタイプの映画だけど、やっぱりコロナ禍で新作が全然ないからもう映画中毒映画渇望状態でフラフラ観に行ってしまった。ちなみにワタクシ作品ジャンルとしてのBLは別に好きでもなんでもありません。むしろ嫌い。それでもこの映画(の予告)は作りが素晴らしくて涙腺がジワッとしたのですが…。
本編はまぁアレでしたね、男が悩むのをひたすら観ているとゆー、起伏のほぼ無い映画でしたね。メインの男2人の友人達がめちゃくちゃいい人たちばっかだったのが、景色の変わらない平原をひたすらドライブしているかのごときこの映画の唯一のオアシスとなっておりました。2020年の期待外れ映画1位をさしあげたーい。
「ミッシング・リンク」
年に一度だけアニメーション映画をみる巡り合わせになっております。(映画館のフカフカの椅子に座りたいけど観たい作品の時間が合わない、かろうじてコレか!等の消極的な選別による。)
別に不満はないけど特に感想もない。とゆーかあんまり覚えてない。観てる間は楽しかった。「なんじゃこりゃ映画」に比べたらコスパは良い方かと思われ。(酷い考え方)
「サイレント・トーキョー」
水曜日に休みをとったけど特に観たい映画がない!中から、むりくりに選別したコチラ。どの新聞のレビューでも一貫して言われていたのが「なんか田舎の方に作ったとゆー精巧な渋谷のスクランブル交差点のセット必見!」でした。うーむ、その予備知識入れて観れば「良く作ったねぇ」と思うけど、映画のストーリー的には別にアレな情報だよねソレ。
ストーリー的にもなんだか、「その動機でここまでやるか?」とゆー、以前「グッドライアー…」を観たときに感じたのと同じモヤモヤがありました。
「魔女がいっぱい」
←このポスター好きだなぁ。大晦日映画ッでした!A.ハサウェイの口裂け女、めっさハマってましたね!子ども向けの映画と見せかけて、エェッそんなラストなんだ…。ネズミのままなんだ…。とゆー衝撃。(いや、子ども向けなのかこの映画は…?子どもにあの口裂け女を見せたら軽くトラウマになりそうなくらいちょっとゾッとしましたけどマジで。)
さすが原作が「チョコレート工場」の人。みんな人間に戻ってシアワセに暮らしました、オシマイ!なハッピーエンドじゃないのね、ネズミに変えられた子ども達はそのままなのね。主人公の子はそれでもまだおばあちゃんと一緒にいるからいいけど、完全に家族と切れてしまった子もいるわけですし。
ラスボスのハサウェイ魔女が死んだらみんな元に戻るのかと思ってましたが、考えたらそのパターンだとネズミ化した他の魔女たちも魔女に戻ってしまうから仕方ないのか。(いやしかし何とかならなかったの?)
二度と元に戻らないものもあるのよ、とゆー貴重な教えを含みつつも楽しい映画でした。2020年の締めくくりにはふさわしい映画だったかと。
こんな感じで色々観ましたッ!大晦日の次の日はお正月でファーストデーです!映画が安いです!ゆーことで、次の日も映画館に出かけて行きまっす!
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2022.03.12.15:06 | by 架路 |
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