イカレ野郎より逆ギレ野郎

krisrty.jpgリア充女子を血祭りにあげて喜んでいるイカレ集団に目を付けられたヘイリー・B.が、無人の学生寮で殺人鬼から逃げ惑う…筈が、途中から逆ギレしてしまい大反撃。とんでもない女マクガイバー野郎だった!とゆー映画。
ぱっと見リア充のヘイリーの正体は、大学が休暇中だというのに家に帰るお金もなく遊びに行く予定もない、貧乏すぎて彼氏の家族からも見下される可哀想なボッチ…。学生寮で居残りしているとそこに殺人鬼がやって来るとゆー、次々に起こる不幸の連鎖!かーらーの、中盤で心の拠り所を失って以降のキレっぷりが小気味良い!怒りの矛先が向かうのが全く同情に値しないクソどもなので、観ているほうも「やっちまえ皆殺しだー!!」と安心して観ていられます素晴らしいッ!日用品(?)を駆使して凶器を作る姿も、彼氏役のL.ティル顔負け。(←リブートドラマのマクガイバー役の男の子デスね!)観ている間に頭の中はすっかり「闘え!闘えええええええええ!!」モードになる映画。何かと闘っている人にはオススメです。別に闘ってないよ、とゆー人にもオススメです。理不尽に迫害されている全ての人々がヘイリーのように逆ギレして反撃できたらいいのに…。

2022.10.09.16:28 | by 架路 |
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ワンスアポナタイムインWW2

「〜ハリウッド」に続き、ひとりブラピ祭り第2弾。C.ヴァルツ演じる冷酷無残・冷血無情(外見はダンディー!)なナチス将校が、独軍統治下のフランスで暗躍し、アメリカに亡命と免責を試みてまぁ半分くらいは成功する話。多分。(いやなんか違うけど!?)
てゆーかタランティーノ嫌いじゃ!ゆーことがわかりましたヨこれを観て。なんだろうこの映画、戦争という非常事態における行き過ぎた暴力を肯定し笑い飛ばしているように見せつつその状態がいかに異常で異様で尋常じゃないかを無言のうちにあぶり出している…わけでは全然なく、ホントにただ笑い飛ばしているだけみたいな。その裏に思想もメッセージもないんだぜ!的な。なぜこの映画が評価されているのかサッパリわかりません…。
ブラピのような可愛い顔の生き物が、嬉々として独軍兵士の頭の皮を剥いでいる(ブラピ本人が剥いでる場面は無かったと思うけど、部下に嬉々として剥がせている)ゆーギャップがまた恐ろしかったですネ!グロくてエグくて長い映画でした。観る価値があるのはヴァルツおじさんのみ…。

2022.09.23.20:21 | by 架路 |
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廃墟に暮らす人々(シーズン2)

もちろんシーズン1はこの映画です。
お父ちゃんが不審死した傷心のM.ワシコウスカは、新郎トムヒの故郷イギリスへやってくる。そこで待っていたのは、ボロッボロのお屋敷と恐怖の小姑J.チャスティン(と見た目が滑稽な霊体たち)だった!
一応ホラーのくくりみたいですけど、いや、これ…ホラーとゆーか…。出てくる幽霊が揃いも揃って滑稽や!「キャプテン・アメリカ」でH.ウィーヴィングが演じた悪役レッドスカルにそっくりじゃ!終盤はホラーと言うよりスラッシャー・ムービーの趣だったし…。ゴシック版「スクリーム」みたいな…。怪しげなトムヒに騙されるウブな娘っこを演じるにはワシコに貫禄がありすぎる気がするし(ワシコが小姑役でもいいくらい)、ワシコのお父ちゃん役のJ.ビーバーが「スパナチュ」を思い出させて気が散りまくるし(それはアンタの事情や!←まぁそうですけどね!「スパナチュ」シーズン途中で脱落したから最後どうなってるのか気になる!←Wikiで読みなさい!)、ギレルモさんはこんなんでホラー撮った気になってちゃいかんですよ。まったく。
てゆーかあんな、吹き抜けの屋根がぶっとんで外の天気が屋内に居ながらにしてわかるような家にホントに人は住むことができるのでしょうか!

2022.09.17.19:59 | by 架路 |
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バトラー君の死に様を振り返る

旬を過ぎた俳優のレオ様とそのスタントマン(兼パシリ)のブラピ。レオ様宅の隣に住んでいるポランスキー&シャロン・テイトのセレブ夫婦とすれ違いつつ、街を闊歩するヒッピーやその背後にいるマンソンファミリーとの熾烈な闘いが幕を開ける…。
ん?こんな映画でしたっけ?なんだかダラダラと長くて、レオ様の劇中劇とかM.ロビーの楽しい一日とかバトラー君の無駄に長い乗馬シーンとか、もうホントどうでもいーよって感じだったんですけど。最終的にはマンソンファミリーとの肉弾戦さえ観ておけばいい(てゆーかもうその場面だけでいい)かな!バトラー君とブラピの「あんたのこと知ってる。誰だっけ」「オレは悪魔だ!これから悪魔の所業をするのだ!」「いや、なんか別の名前だった」ゆー掛け合い漫才のようなやりとり、かーらーの、ブラピに顔踏み潰されるとこだけ観ておけばいいかな!っちゅー感じですわ。(はっ、これはネタバレ?)

2022.09.11.21:46 | by 架路 |
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M.ストロングの独壇場

WW1真っ最中のイギリスで、兄ちゃんのいる大隊1600人が独軍の罠に飛び込んで犬死にするのを防ぐため、攻撃中止の伝令を届けに走る〜走る〜オレ達〜。というシンプルなストーリーを「驚異のワンカット」に見える編集でお届けします!とゆー映画。
ストーリー的にはただソレだけ、ホントにただ走るだけ届けるだけ!!のシンプル作品なのですが(いやもうちょっと色々細々したエピソードがあっただろうよ!←あったけど忘れた)、だからこそこれは大画面で観たら迫力あっただろうなぁ、と思う場面がいくつかありました…。そして英国系俳優の有名どころの6割くらいがチラッ!チラッ!と顔を出す「○○を探せ!」的趣もある本作。ベネカンだのC.ファースだのM教授だのが走馬燈のように瞬時に映っては消え、また映っては消え…する中で輝いていたのは、足から登場したM.ストロングですね!人間味のある温厚な上官…こーゆー役がこの人はホントによく嵌まる…。
▼以下ネタバレ。

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2022.09.07.19:52 | by 架路 |
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