Jubilee

まぁアレです。自分、酒飲まない人間なんで、酔っ払いの高揚感とか軽い記憶喪失感とか全然わかりません。
路上のゲロを見るたびに、吐くまで飲むなボケ。てゆーか死ね。と思います、正直なところ。吐いたら食え！自分で掃除できないものを路上に撒き散らすなクソが！と思います。

なので、「常にほろ酔い加減で人生を上向きにしようぜ！」とゆー中年オヤジ達の姿を見ても「あーあ…」としか思えず。しかも他の職業ならいざ知らず、きょーうーしー！君たち、教師ー！
さらにさらに、頑張って冴えない感じに作っているんだろうけどそれでもなおマッツが群を抜いてスターのオーラを放ちすぎ！他の3人？4人？何人？だか、もはやモブ感ありすぎて個体識別できないほど普通のオッサンにしか見えない友人達を圧倒しすぎ！
別に私マッツのファンとかではないのですが全然、それでも「いやこんな先生だったら好きになっちゃう生徒いるだろ絶対！」と思いましたサー。いませんでしたけどね、ただの一人も。

酔っ払いになってからのマッツの授業も、単に豆知識を繰り出しているだけでなんか全然まともな授業しているようには見えず。もうちょっとちゃんとしようよ！ちゃららら〜って音楽をバックにカレンダーがめくれる感じでもいいから、もっとちゃんと授業してる感を出そうヨ！とツッコミを入れたくなるレベル。
つーかマッツに限らず、酔っ払い中のおっさんたちみんながみんな、それほど素晴らしい授業をしているようには見えないんですよね終始…。なんか薄っぺらい脚本だなぁ…。これ別に感動したり身につまされる要素ないよね？

最終的には仲間の一人がアル中になって死んでしまい、生徒は卒業していった、と…。

…えっ、終わり？
マッツはいつ踊るのか！いつ踊るのか！と思ってずっと待っていたけどホントに最後の最後でようやく踊った！エッ、これで終わり!?マッツだけ奥さんとよりを戻してハッピーな感じで終わり!?
むしろそこは離婚だろ！新しい人生のスタート、ドン！みたいな感じでいいだろ！酔っ払って失ったものも多かったけど僕らシラフに戻ったサー、ここからまた冴えない人生が始まるのサー！でいいだろ！

てゆーか犬は…？アル中の人と一緒に最後ボートに乗ってこぎ出していった、あの犬は…？既に老犬で要介護だったあの犬は…？

犬の行方がとても気になります。
マッツの踊りは見る価値ありましたが（そして「‰」をwiki以外で初めて目にした。デンマークでは普通に使われているのかコレ。）全体的に薄っぺらい映画だなぁと思いました。え、ホントにこんなのが受賞したの？←クドイ！
そしてやっぱり犬が気になります…。