Jubilee

ハリウッド1作目の「ゴジラ」（←'14のレジェンダリーの1作目。'98のエメリッヒ版ではなく。'98は恐竜映画であってゴジラ映画ではない…。ラストシーンのゴジラのやられ方可哀想すぎるし！しかし本当のラストシーンを考慮すると実際に可哀想過ぎるのは人類のほうかも知れないけど！てゆーかアレもエメリッヒか。「ミッドウェエエエエエイッ！」のエメリッヒか！）
…なんの話だったか。えっと、レジェンダリー1作目の「ゴジラ」！あっちはちゃんと見たのです、上映されてしばらくしてTVでやった時に見たのです！（「ちゃんと」？）
なんか間違った日本の姿を世界に発信したうえに、ゴジラの全体像をハッキリ映さないことに全力をかけているイマイチな映画、とゆー印象でしたがまぁ本来のゴジラに近い造形。人類のために戦っているわけではないけれど最終的に得たものは一緒だ！的な感じで（いや、人類が失ったもののほうが大きすぎるヨ！しゃーないけど！）、まぁいいんじゃない。エメリッヒ版に比べれば。マイナスがようやくゼロまで回復したゼ、みたいな感じでしたが。

いやそれに比べたら「KoM」は本家に対するリスペクトがスゴイ！いろんな面でスゴイ！
1作目でほぼ何もしなかった渡辺謙がゴジラのためにカッコよく殉死！ゴジラとモスラのテーマソングはあえて本家をそのまま借用！ギドラのBGMは本職が唱えるお経！（なんとなく不気味な感じしますけど本来の意味から考えるとヒジョーにありがたいもののはずなので、ギドラは結局人々を極楽浄土へ導いてくれる存在なのか…？いや、ある意味確かにあの世へ導いてるけど…。）などなど、ゴジラダイスキーな人達が湯水のようにお金を使って向こうで映画作っちゃったのね感が溢れておりましたヨ！

ラドン可愛かったッス。最初に火山から出てきたときのあの「悪いことしたろ！」的な目つきがたまらん。その後も日和見主義でギドラにつっかかっていき敗北→恭順→ギドラの鉄砲玉役でモスラに突撃→一撃喰らっただけで戦線離脱→ギドラ亡き後ゴジラに喧嘩を売るも鼻息だけで敗北→服従。って、いいなぁ彼の身の振り方、実にいい！（何に感動しているのかねキミは！）