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新作派の古典を聞いて引退しよう
ワタクシが↑のように目標を定めている新作派が何人かいますが、モモエさんは対象じゃなかったんですよネー。なぜなら、ハナから「この人は古典やらないだろ!」と思い込んでいたからでございまする!新作オンリーの人だと思っていたのでござります!古典もやるんですね!と、この記事を実際に書いている2022年のいま気づきました!(てゆーか、振り返るとこれの前に既にモモエさんの「鼻ほしい」を聞いているよね?アレッ?古典だっつー認識無かったのかな?)
Read More... 2020年2月26日(水)ブクロぼっち
前座 枝次 手紙無筆
あんこ 高砂や
朝枝 看板の一
文太 元犬
小猫
小八 もぐら泥
柳朝 明烏
仲入り
粋歌 すぶや
文菊 猫と金魚
紋之助
百栄 疝気の虫
あんこさん面白かったらしい。(覚えてないけど○ついてるから多分面白かったと思われ。)しかし二ツ目だと遭遇率が低いので、まだこの後聞けてない…。多分…。(聞いたのに忘れてるんじゃなければ多分…。)
私の落語歴の中で唯一の「待ってました」前座の、朝七が二ツ目昇進の席でした。文蔵親分とこの、さんざ「道灌」を聞かされたモンローも。…ちなみに「『待ってました』前座」の「待ってました」の部分は私が待っていたわけではなくて、そう声をかけたオッサンが居て驚いた、とゆー意味の「『待ってました』前座」デス。
まぁアレです。ここまで毎週末毎週末寄席に通い続けていろんな落語を聞いて、他人の評価ほど当てにならないモノはないとわかっていてもやはりアレです。おっ、「『待ってました』前座」が二ツ目になったか!どれどれ、初回は正直言って上手いんだか何なんだかいったいコイツの何をそんなに待ってたんだかよくわかんなかったけど、二ツ目になったらいよいよマクラも話せるし実力全開だね!?お手並み拝見だヨッ!!と。ワクワクしていたのですが、正直やっぱりよくわからなかったですわ。一朝さんとこの弟子は…二ツ目になってもクソ真面目に落語だけを淡々とやるコが多い気がするが…(一蔵さんとかの例外もいる)。上手いのかもしれないけど爆笑はとらないタイプですな。
その後に出てきたモンロー改め文太は、マクラも噺も生き生きしてましたなぁ。師匠愛と地元愛も伝わってきたし…。コレだよコレ、前座が二ツ目に上がった時の解放感ってコレなんだヨ!と客席にいながら思った。
エロ坊主(←愛をこめて!)の「猫と金魚」、旦那が番頭にかける「ご苦労さん」→「ご苦労さん!」→「ゴクローサンッ!!」が、徐々に怒りをこめてくるのがわかって楽しかったデス!いろんな人の「猫金」(夢金みたいに約すんじゃない!)を聞いたけど、印象に残ってるのはこの人のだけだなぁ。よくかかる噺をこうして工夫する人が尊いデスよ…。
モモエさんの「疝気の虫」はお初の噺でした!完璧オリジナルの新作派が古典をやると、どうしても60%くらいしかパワー発揮できてない感がありますね…。まぁそう言いながら本編もほどほどに面白かったんですが、マクラで死ぬほど笑ったうえにその笑いを1週間くらい引きずった覚えがあります。でも具体的なことは覚えてないんだよな…。確か大昔の医学書に「いきなり原因不明で倒れる人は、死ぬかも知れない」的なことが書いてあったそうです。そりゃそうだ。ゆーツッコミだったのですが。自分で言ってみると全くフツーの文章なのに、モモエさんが言うと爆笑センテンスに変わるのがホント不思議でした。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路には「これを待ってたの?」だけどアナタには「もう朝七、ホント名人!」なのかも。何度も言うけど自分、落語の上手い下手がわかりません!笑えれば噛みまくりでもいい、たくましく育って欲しい!そんな客ですスミマセン。
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2020.02.26.19:51 | by 架路 |
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