Jubilee

2018年12月2日（日）ブクロ

前座　小はだ　牛ほめ
たん丈　老人前座じじ太郎
緑助　つる
のだゆき
彩大　まんじゅう怖い
小せん　野ざらし
楽一
小ゑん　吉田課長
しん平　漫談
ホンキートンク
小満ん　時そば
　仲入り
百栄　鼻ほしい
茜　幸せの黄色い旗
ダーク広和
天どん　クリスマスの夜に

夜の部（ぼっち）仲入り〜
柳朝　紙入れ
圓太郎　化け物使い

↑を打ち込んでいて「なんか前半に圓丈一門が多いな」（ゆーても2人ですが）、と思ったらそりゃそうですね、どんは圓丈師匠のお弟子さんだった…一応…。スワンと一緒で「師匠は圓丈」感が全然ないんだよなこの人。ゆーか、スワンもどんも私にとって「三遊亭白鳥」！「三遊亭天どん」！で一つの完成形になってしまっているので、もとは「師匠がいる」んだとゆーのがなんか逆に不思議とゆーか…。以前も書いたけどよっぽど小ゑんさんの方が「アッ、圓丈師匠のお弟子さんじゃないんだ！」感があるんだよなー。小ゑんさんは少なくとも誰かの弟子であることを意識させる人ではあるのね。その辺がホント謎。（てゆーか小ゑんさんに限らず彦いちさんもきく麿さんも、とにかく新作派はみんな圓丈師匠のお弟子さんな気が勝手にしている自分。←ざっくりすぎ！）

たん丈さんはいつも高座でホントに楽しそうに落語をやりますなぁ。またこの人がやるからなんかリアリティがある「じじ太郎」。なまはげ劇場も笑。あっけにとられるか自棄になって一緒に笑うか、一瞬迷うけどたん丈さんが楽しそうだからもう笑ってしまうことにする。すると楽しい。諦めた先にもシアワセってあるんだなと教えてくれる人！（←どーゆー評価なんだそれは…）

この席が二ツ目昇進、東南アジア出身（違）緑助。面白かった！さすがボンのお弟子さんだけあって個性強い！ボン一門はみんなノビノビ自由感があって楽しそうです。そうなんだよ二ツ目ってこーゆーものなんだよ、とゆー私にとっての「二ツ目」を体現している若者であリンス。日常生活のあらゆる出来事をマクラで笑いに変えて、噺の中ではガツガツ笑いをとりに来る。客を飽きさせないぜ！こっち向いて笑ってもらうぜ！的な。落ち着くのは真打昇進が見えてくる頃でいーんですよ、それまではバチャバチャ水しぶきあげてモガキまくっていてほしい。（←それもどーゆー評価なの!?）

百栄さんの「鼻ほしい」、死ぬほど笑った…。なんとゆーか、こーゆー人たちの「喋り」の個性ってホントにすごい。百栄さんの落語を文字におこして読んでもきっと笑えないと思うんですわ、ただ「噺」が書いてあるだけで。それくらい内容的には普通の落語をやってるだけなのに、この人がそれを口に出して喋るとなんでこんなに笑えるんだか。ある意味（とゆーかもうそのまんまの意味で）さん喬師匠とかの「ただの落語やってるだけなのにこんなに面白い」レベルですよな、もはや。NHKのニュースだって百栄さんが読んだら爆笑できる気がするヨ！ノリオブラボー！

どんにしては珍しい（のか？）人情噺。なので笑いも比較的抑えめだった…。「トリを取り分ける！」が一瞬わからなくてスミマセン。「トリ＝真打ち」の方かと思って「？？？」となってしまった。鶏ね！

そして友人とご飯を食べた後、夜の部仲入りから一人で戻って圓太郎師匠を聞いて帰ろうとゆーつまみ喰い的行動に出る自分。念願の「化け物使い」聞けた！嬉しい!!と思ったのも束の間で、この後立て続けに「化け物使い」を聞かされる化け物使いチャレンジに突き進みますッ！

あ、圓太郎師匠で霞みがちだけど柳朝さんのマクラの「パン屋どこ？」「そこの角をマーガリン」もこの日のヒット。癒されるワ…。