Jubilee

「it THE END」、あんなのホラーじゃない！
そこに至るまでも要所要所で「アレッ、なんだか可笑しいよ、笑いそうだよ！」と思う場面は多々あったのですが、ミラーハウスの場面でついに友人と一緒に大爆笑してしまいました〜あーあ…。副題を「it THE END ミラーハウスで頭突き戦」にした方が良いのでは…と思うくらいの大笑い…。寄席でも最近なかなかあそこまで笑えないよ！てくらい笑った。
ホラーとゆーかギャグファンタジーだったのかしら？と思いましたが、帰りがけに周囲の若者はみな「マジコエエ」と呟いておりましたね！後日、別の映画を見に行った時も前にいた若者が「itヤベエマジキモイ」と盛り上がっておりましたね！
要するに、若者にはホラーだったんでしょうねアレは！
我らアラフォー的には昔のティム・カリーのピエロの方が怖かったなぁ…ひたすら不気味で。あれもホラーを見慣れてなかったから怖かっただけなのか…。
まなんとゆーか、今回のおしゃれなピエロ版に関しては、言葉は最強の武器。的なまとめでいいのではないかと。
…ちなみに私のスマホは「ぴ」と入れると予測変換のトップが「ぴろき」。（ああぁあぁあ）

「ドクタースリープ」
いいホラーだった…。満足…。始まって数分で「あ〜そんな感じか」と、キングの昔の（別に「古い」の意味ではなく、最近無いような気がするので「昔の」と言わせていただくだけ）TV映画見てるような感じに浸れました。そうそうキングってこんな感じ。的な。
基本的にはドキドキしつつも冷静に見ていられたのですが、あのホテルに戻って、ユアン・マクレガーが半分白目になってからがなんか怖かったですな〜。それまでは、隣の席のカップルの男の子が緊張感のある場面になるたびに口に手を当てるので、「この子がこのポーズのときはコワイ場面」とか隣を観察する余裕すらあったのですが。半分白目以降は、私も椅子の上で飛び上がってしまいましたヨッ！…双子こえぇ！たぶん音のせいだけど！
しかしあのバスタブのおばあちゃんは出てくるたびになんか気の毒。練習用の汎用なんちゃら、みたいな…。まぁいいけど。
そしてTを見まくったあとで「ダニー」「ダニー」と言われると、あぁ君は人類の救世主。と…思うかと思ったけど意外と思わなかった。そんな感じ。

「ペット・セメタリー」、イヤなホラーでしたな…。
うわ〜…あの子ピーンチ…と、顔をしかめた場面でブチッと終わった。そのまま延々と流れるクレジット…。あぁこの悶々とした不完全燃焼感を誰かにぶつけたい！アガガガガ。とゆー感じ。一人で見るより誰かと見ることを強くオススメする映画です。
てゆーか墓場から蘇ってくる死人より、お母さんの抱えてるトラウマ（とその映像）の方がよほどコワイ！そっちでホラー1本作れるんじゃないか、とゆーくらい！お母さん大丈夫ですかッ!?
そして前述のとーり、「T/ジェニシス」のジョンの人。一番蘇っちゃいけなかったのはあの映画のアンタだよ…と心の中の突っ込みが止まらない。
まぁ包括すると、この映画の感想は「かかとイタタタタ！」ですか。数日ひきずりましたヨ、あのザックリ感。まさかあんなパックリいくとは。イタタタタ。

そんな感じのキング3連発でした！