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8時間、長いか短いか!?
職場に8時間いられるんだから、寄席にも8時間いられるはず!と、わけのわからない理屈をつけてイツヅケです。
(あきれた友人は↑に大笑いしながら昼の部だけで帰ってしまった…。)
いやぁ、やっぱイツヅケしんどいですね!血流も悪くなりそうですしね!しかもこの席でイツヅケを2度もやっちまいました自分…。この回はそうでもなかったけど、2度目はホントにやめときゃ良かった。
この辺からなんとなく妾馬に取り憑かれ始めるし…。
それにしても今こうして番組を見返すとこの芝居、昼も夜も古今亭。古今亭ジャックですな。(誰?)
Read More... 2019年6月1日(土)ブクロ
昼の部
前座 り助 子ほめ
始 近日息子
白浪 だくだく
のだゆき
菊生 熊の皮
歌笑 松山鏡
にゃん子・金魚
小ゑん 下町せんべい
馬生 干物箱
小猫
権太楼 蛙茶番
仲入り
駒治 十時打ち
正蔵 一眼国
正楽
志ん輔 宿屋の富
夜の部
前座 ぐんま 金明竹
馬太郎 強情灸
㐂いち やかんなめ
一風・千風
たけ平 ラストソング
琴調 小政の生い立ち
菊之丞 替わり目
夢葉
伯楽 猫の皿
仲入り
窓輝 釜泥
市馬 二十四孝(前)
楽一
馬石 妾馬
始ちゃん二度目ッ。国立で「たがや」を聞いた時に開いた口がふさがらなかったので(それは噺自体の問題…)、是非もう一度聞いてみたか!と思ってハードル上げて臨みましたヨ!「近日息子」は同じ古今亭の志ん松さんで聞いて以来でしたが、なんか始ちゃんの「近日〜」は元気でしたな!てゆーか「たがや」も元気でしたね。始ちゃんはどんな噺でも元気にしてしまうのですね…。「元気」と「面白い」はまた別なんですけどね。(ヒドッ!)
前座時代にはついに巡り逢えなかった、ひしもち改め白浪をついに聞く。
しかも「だくだく」だ!私が一度聞いてみたかった「だくだく」だ!国立で一度白酒さんの「だくだく」を聞く会があって(←私が勝手に思っていただけで公式にはそんな名前ではない)、行きたかったけど松之ジョーが居たせいでチケットがあっちゅー間に完売して聞けなかった「だくだく」だ!
白浪の「だくだく」なら白酒さんの「だくだく」に違いないよ、よっしゃ聞いたろ!と思ってハードル上げて臨みましたヨ!(またか)
…結論として、なんかとてもフツーでした。(ヒドッ!)
いや、ホントにあんまり覚えてないよ。実際にこれ振り返ってるの2年後だし(遠いな!)、むしろその2年の間に白酒さんの「だくだく」を(DLで)聞く機会があったけど、そこで「そいえば白浪こんな『だくだく』やってたっけ」と思い出したくらいですヨ!逆輸入かヨ!
小ゑんさんまた違う噺やってる!ホント、全ての噺家がこうあってほしい…。
駒治の「十時打ち」、笑った。鉄っちゃんのアニに聞かせたい。
夜の部、ハナからぐんまちゃんが「金明竹」で飛ばしまくる…。前座が「金明竹」をやるとなんとなく「卒業試験かッ?」と思うのは私だけでしょーか。私だけですかそーですか。
そしてこの席で二ツ目昇進の㐂いちのつかみにイラッとしつつ…。
たけ平さんのなんかレアな噺。なんだこりゃ自作?未だ謎です。でも面白かった。でも全然内容覚えてない。
窓輝さんの「釜泥」、釜の中からおばあさんに「たいくつ〜」と言うおじいさんが一瞬ラブリー。
そしてトリの「妾馬」、おっお初の噺ラッキー!と思いきや、ここから雲助一門の「妾馬」チャレンジに突入しようとは!その挙げ句に雲助一門を飛び出して柳家の「妾馬」チャレンジも始まることになろうとは!まだ知るよしも無かったのでございますオソロシや!(←白目で!)
てゆーか馬石さん、さすが元役者だけあって(とゆーかなんとゆーか)、酔っ払いのろれつがまわらない感じを再現しすぎなんですよ!「え?え?何喋ってんの?」と聞き取れないこと多々有り。そこでリアルさを追求しなくていーんですよ…。後日聞いた雲助師匠のハチゴローは酔っても酔ったなりにちゃんと喋ってたぞ!
そーゆーところが年季の入った師匠の芸の細かいところなのかもしれないですね。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路は「え?え?聞き取れないヨ?」だったけどアナタには「うーん、酔っ払いサイコー!」だったかも!酔っ払い万歳!
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2019.06.01.22:27 | by 架路 |
| ラクゴ |