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新作vs古典
…とゆーわけではないと思うのですが、この席が昼トリは圓丈師匠で夜トリが会長とゆー、なんだかすごい番組でござった。今更な感じですが我々、古典も新作も改作も全然オッケー!こだわりゼロ!欲を言えば「落語しないで漫談で終わるのはやめてほしい」「古典と新作がほどほどに混じっているのがベスト!」(古典ばっかりは別にいいけど新作ばっかりはちょっとイヤ…←それは「こだわり」になるんじゃないのか!?要するに「新作よりは古典に重きを置く」的なことじゃないのか!?←あー、でもよく聞く古典ばっかりかかるよりは聞いたことない新作ばっかりかかる方がいいかな!要するにお初の噺なら古典でも新作でもお構いなしです。新作でも毎回同じのかけられると「もういいッ!」となる。)…とゆーくらい。
しかし考えてみると昼夜共に素晴らしいトリですネ!落語にかける姿勢が!
Read More... 2019年3月17日(日)ブクロ
前座 門朗 道灌
めぐろ 甘噛み
青森 権助提灯
のだゆき
丈二 極道のバイト達
志ん陽 のめる
勝丸
蔵之助 ぜんざい公社
小ゑん 顔の男
ホームラン
種平 ぼやき酒屋
仲入り
きく麿 優しい味
小さん 長屋の花見
二楽
圓丈 ムービー落語タイタニック
めぐろさんがお初だったけど後で年齢知って吃驚した。見えない!若い!お肌キレイ!
私がずっとあおもりだと思っていた市松が実はあおもりじゃないと露見して、じゃあ結局あおもりって前座時代に見たことないんじゃん!からの、初めて遭遇する青森!勘違いしているうちに二ツ目になってしまった!(「しまった」って別にいいんですけど、なってしまっても。)この時は二ツ目昇進の席でまだ猫かぶってたのか古典かけてましたけど(いや、単にハイブリッド?)、面白かった。お初の噺だったせいもあるかもですが…。ここでネタ帳に登場して以来、ちょくちょく聞くようになる噺。
丈二さん志ん陽さん種平さんとも「いつもの噺」感が。この師匠といえばこの噺!みたいなの狙ってるのかなぁ。そんなんより色んな噺聞きたいんですけど。そーゆーことを書くと小ゑんさんに「お前のために落語やってんじゃね−!」と怒られる(いつものこと)。その小ゑんさんは同じ噺をしてるのを見たことが(この段階では)無い!とゆーすごい人。引き出し多すぎる。素晴らしい。
蔵之助さんの「ぜんざい」は、後にも先にも色んな人の「ぜんざい」の中で唯一楽しかった「ぜんざい」!あの噺のもつイヤミな感じとかしつこい描写が消えてサッパリしていた…。すごし。
きく麿さん、お初の「スナックヒヤシンス」で大爆笑だったので今回も期待値高かったのですが、意外と「ふーん」て感じで爆笑には至らなかった「優しい味」。なんかご本人も淡々とやっていたような。
圓丈師匠はムービー落語。タイタニック?今!?て感じでしたが、なんか色々昔を懐かしく思い出しつつ…でした。羽織(じゃない、ちゃんちゃんこ)をかぶって船のでかさを体現している師匠の姿が今でも目を閉じると瞼の裏にありありと。瞼の母。セリーヌ・エディオン(じゃない、ディオン)の歌とかかけつつやったら良かったのにねー。
しかし当時はホント驚きました、ケイトの首と二の腕の太さに!なんかごっついヒロインだなーと思いましたヨ!まッ、最終的にはドタバタ駆け回って水に潜って粉骨砕身、だからあのコで良かったんだろうなって感じでしたけど。細身の人じゃきっと生き残れなかっただろう…。
そしてこの流れのままで次回は新作台本まつりに突入。それならこの回はじっくり古典聞いときたかったような?
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2019.03.17.19:48 | by 架路 |
| ラクゴ |