Jubilee

2019年2月24日（日）ブクロ

前座　だいなも　桃太郎
さん光　新聞記事
馬太郎　無精床
さん喬　替わり目
ロケット団
小里ん　碁泥
権太楼　人形買い
　仲入り
燕弥　黄金の大黒
圓太郎　化け物使い
紋之助
甚語楼　井戸の茶碗

ゆーかこの席、下席のくせにさりげなく豪華…。さん喬・権太楼の揃い踏みですやん！色物もロケットさんに紋之助さんて、レベル高ッ！コザトン（誤←てゆーかゆるキャラみたいに言うんじゃないッ）と圓太郎師匠とゆーのもすごいし、若手の燕弥さん＋さん光さんもゴン一門のホープですやんッ！すごい！豪華！
何よりトリの甚語楼さんが、さりげなく実力派。「甚語楼さんじゃ爆笑はないな〜」とナメてかかってましたがこの日、終わってみたらすごく楽しかった。2019年の「今年一番良かった落語！」ですヨッ！まだ2月だけど！
甚語楼さんもあまり脇道にそれた小細工とかは入れてこない、師匠譲りの「本寸法！」の落語をやる人ですよね。それでも充分笑えるし、なんつーか、楽しいだけじゃなくてシアワセな気持ちになる落語だった。白酒さんの「幾代餅」を聞いた時の感覚に近い。ホント、いいものを聞かせていただいた…。ありがたや。

さん光さんと燕弥さん、二人とも今回が二度目。初回がヒジョーに楽しかったので「また聞きたい！」と思っていたらまさかの同じ噺で二度目！さん光さんの「新聞記事」も、燕弥さんの「黄金の大黒」に至っては同じ人でもう一度聞きたい！とすら思っていた、それくらい初回が楽しかった！のですが、やっぱり別の噺でいいな、と思いました…。初回ほどは笑えず。まぁ面白かったんだけど。
こーゆーことを書くと小ゑんさんに「テメェ（以下略）」と怒られるのですが、別にただ「新しい噺が聞きたい！」ゆーだけで言ってるわけじゃないんです「また同じ噺かッ」て。初回で楽しかった人は、別の噺をやっても同じくらい笑えるか確かめたい的な期待もあるのです。何をやっても面白かったらこの人はホントに面白い人。ただ噺の持つ面白さだけで笑ったわけじゃない、その辺を見極めたい。贔屓がたくさんいた方が寄席通い楽しいですもんね。
同じ噺ではあったけどまだこの二人を諦めてません！なかなかブクロに来てくれないけど、いつか三度目は別の噺を是非聞きたい…。そしてそれもきっと面白いと信じているよ僕ぁ！（←マスオさんの声で。）

いやしかしホントに権太楼一門はすごいなぁ…。面白い人ばっかりじゃないか！

まッ、この日唯一残念だったのは「化け物使い」チャレンジが第4回だったことですが！なぜそんな頻繁にかける!?「絶対何かの稽古だよねコレ…」ゆー疑惑がそろそろ湧いてくる我々ですが、この後もまだまだチャレンジが続いていくことなど、まだこの時は知るよしもないのでありました…。（その二時間ドラマみたいなナレーションいい加減やめんさい！）

★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて（当然ですが）個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路はひたすら「次回に期待！」だけどアナタには毎回爆笑ものだったかも！金原亭万歳！