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朗読会デビュー
友人の「聞きたい噺家」は、基本「全盛期を過ぎた噺家」。(←私の勝手な解釈による)
そのうちの一人、圓丈師匠を三宅坂で初めて聞いたの回。のちにブクロでお弟子さんが「うちの師匠の朗読会が…」とゆーのを聞いてアハハと笑えたのもこの回を経ていたからこそ…。
ちなみにもう一人の川柳師匠は未だ遭遇せず!でもこんな感じならもう聞かない方がいいんじゃない?とゆー気がすんのですが。(←いつものことながら失礼ですが)
全盛期を知ってる人がそこからの連なりとして現在の師匠方を聞くのと、何も知らない我々がいきなり今の師匠方を聞くのでは、受け取るものがだいぶ異なる気がすんのですが。それなら昔の音源Uチューブか何かで探して聞いた方が全然いい気がすんのですが!遅れて参入した身として、それは仕方ないよね!
Read More... 2018年9月15日(土)三宅坂
前座 寿伴 転失気
ふう丈 インスタ婆エ
究斗 お菊の皿
小猫
しん平 初天神
正雀 大師の杵
仲入り
ロケット団
小ゑん ぐつぐつ
ダーク広和
圓丈 グリコ少年
ハッ、そうだ、忘れてたけどこの時あっし、圓丈師匠からキャラメルもらいましたヨ!(とゆーか、客席に師匠がばらまいたキャラメルの一つがあっしの鎖骨に激突しましたヨ!)頂いたキャラメルは大事に持ち帰り、速攻で母の胃袋に収まりましたけど。いや、自分で食べたんだったか…?忘れた。(テキトー!)師匠、ゴチになりました!
しん平さんの「初天神」、衝撃的だったー。あんなに気持ち悪いきん坊は初めて見た…。後日見た遊雀さんのきん坊もなかなかだったけど、しん平版の気持ち悪さには勝てず。以前「粗忽長屋」聞いたときは別に普通だったから、単に子どもキャラがアレなだけですかね…。人によって同じ噺でも全然違うものになるから面白いなぁ、ホント。(別にしん平さん個人が気持ち悪いわけではなく、あくまでもきん坊が。ホントにきん坊が。出てきた瞬間「うわっ」と思った。)
正雀師匠、この時お初だったけどなんとゆーか、要所要所にシリアスギャグを突っ込んでくる感じが好きですなー。ぼそっとボケて、あっとゆーまにスルー。あれっ今の笑うところじゃないの?笑っていいの?と考えているうちにもう噺が進んでいる、とゆー。
小ゑんさんはいつもいつも違う噺を聞かせてくれる…!そして時々ふと思い出す、そういえばこの人、こんなにバリバリの新作派だけど圓丈一門じゃないんだよな…と。(逆にスワンはあんなにバリバリの新作派なのに、そういえばこの人こそ圓丈一門だった、と時々思い出してすごく意外な気がするのは何故なのお星様。)
圓丈師匠の「グリコ少年」、まさかの「B型人間」的な漫談落語だったとは…!(いや、歴史的にはグリコが先なんでしょうけど。)この時はちょっと師匠の朗読会スタイルにウグッとなりましたけど、この後なぜか畳み掛けるようにブクロで遭遇率が高まり、最終的には「圓丈師匠はこーゆー師匠なんだね!」と、ありのままの師匠を受け入れられるようになりましたサー。いつまでも今のままの師匠で元気でいてほしい。師匠を見ていると、高座と客席で向かい合っていてもなぜか同じ方向を向いている感覚があるヨ。客が何を聞きたいか常に模索してくれているような。すごいなぁ。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路にはイマイチだったけどアナタには爆笑ものだったかも!多様性万歳!
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2018.09.15.23:13 | by 架路 |
| ラクゴ |