« 芸協の「いつもの」感じ |
メイン
| 朗読会デビュー »
噺家発掘!
芸協で、(となんとなく限定したものの、考えてみるとラッキョでもそれは同じかもですが…)この噺家さんは面白いッ!!と噺家発掘ができるのは年に一度くらい。特に芸協の興行は月に一度なので、ますます貴重!感があります。前回の小助六さんのように、「面白い!」と思ってもその後今にいたるまで全く二度目を聞く機会が無い、ゆー人もあり…。
今回もそんな感じ。夢丸さんむちゃくちゃ面白ッ!と、思いながら、今(2020年上半期)現在、この時に聞いたのが最初で最後…。ブクロに来ないわけじゃないんだけど、夜の部だったりなんやかんやでぶつからない。ご縁がナイ!状態です。トホホ。
ブログはいつも楽しく読んでますー!!
Read More... 2018年9月8日(土)ブクロ
前座 あまぐ鯉 饅頭怖い
明楽 桃太郎
北見伸
吉馬 やかん
竹丸 漫談
昇乃進 幽霊タクシー
新山真理
寿輔 地獄めぐり
仲入り
ナイツ
夢丸 殿様団子
夢太朗 置泥
ボンボンブラザース
楽輔 天狗裁き
明楽さん、あのボソボソ感が個性ですなぁ。
二ツ目昇進、吉馬さん。…こそが、私らが生まれて初めて生で聞いた落語「やかん」をHKとぴあでやった馬ん長さんのなれのはて!(←失礼ですヨッ!)ま、前座がいる会だとどーしても前座さんが「生まれて初落語」になりますね。責任重大。でもあの時の「矢が当たってカーン!矢が当たってカーン!!」で笑いのスイッチが入ったからこそ、今の(週末寄席通いが常態の)我々があるのです!だから馬ん長さんには感謝してます、免疫力を上げてくれてアリガトウ!二ツ目になって何聞かせてくれるのかな…!と、期待値上がったところからの、再びの「やかん」…。そうか、この噺、そうかー…。と色んな思いに浸りつつ聞きました。そうか、「やかん」か…。(いや別にいいんですけど。)
ついでの前座話になりますけど、節操なく差別なく毎週末寄席に通い続けて見えてきたのですが。ラッキョの前座さんは基本クソ真面目に前座噺をやり続ける、ゆー前座スタイルですが、芸協の前座さんはその点が自由!ですよね!怒られない程度にマクラも入れる(人もいる)し、前座噺じゃないよねそれ!?とゆー噺(芸協的には前座噺なのか?)もかけてくる。どんだけ自由なんだコイツら!とゆーくらい高座を満喫している!(ように見える。)もっと気をつけて見れば「芸協でもこの一門は厳しそう」とか「この一門の辞書に「自律」とゆー単語はあるのか!?」とか、色々あるのかもしれませんが…。
ラッキョ=新卒、芸協=再出発。の人が多いから、ゆーのもあるのかも知れませんな〜。それも偏見かもだけど…。いや別にどっちでもいいんです、私は。面白ければそれで。
夢丸さんの「殿様団子」、久々の大笑いだった…!なんかこう、夢丸さんの外見がいかにも「全然苦労せずに育った殿!」の感じにハマっていて大笑い。いや、ご本人それなりに苦労はされてるんでしょうが。見た目が。あくまでも見た目が。
面白かったな〜、もっと聞きたいな〜…。と思いつつも当方は落語会の類には出かけていかない、寄席待ち派なので「次」がなかなか来ませんが。二度目が来るのと落語に飽きるのとどっちが先だろう。(←飽きないとゆー選択肢はない。B型なんで絶対飽きることは実証済み…。)
もし十年経っても寄席に通い続けていたら、熊野のカラスが三羽死ぬだろうってくらいなもんですヨ。
Close...
2018.09.08.19:02 | by 架路 |
| ラクゴ |