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芸協の「いつもの」感じ
芸協の回は、基本「まぁ何も起きないだろうね」とゆー期待値ゼロの回です。そうやって油断していると、たまにとんでもないお宝発掘(主に色物さんで…)がある、とゆー「これだから道具屋やめられない」みたいな喜びもありますが…。(←イミがわからない)
ま、ほどほどにクスッするくらいで基本は大笑いはせずに終わる。新しい噺を聞ければラッキー。的な。そんな基本的な回でした。
Read More... 2018年9月2日(日)ブクロ
前座 不明 子ほめ
昇吾 犬の目
宮田章司
鯉舟 寄合酒
柳太郎 カレー屋
一矢
小柳枝 厩火事
寿輔 代書屋
仲入り
チャーリーカンパニー
小助六 初天神
圓遊 野ざらし
ボンボンブラザース
助六 春雨宿
一矢さんの「○○場所を…振り返ります」はこの後何度聞いても(見ても)笑える。
小助六さん。初天神を初めて凧揚げまで聞いた!!そして面白かった。が、この後全然聞く機会なし…。無念なり。
助六師匠のひざのあたりの、いかにも「着物の下、ほぼ骨と皮デス!」みたいな生地のゆとりのある感じが気になるとゆーかなんとゆーか…。ぽっちゃり系の人は言わずもがな、まあだいたい若年〜中年層は普通の体型でも張る感じになりますもんね、正座すると。助六師匠のお膝は反物が広がってるだけ、みたいな「中身入ってません感」がある…。アレッ、中身あるよね?幽的な人じゃないよね?(←なんか色々失礼ですヨッ!いつものことだけど!)
…終わり。
あぁそうだ、「犬の目」があまりにシュールで友人が戦慄してましたネ。一種のトラウマになるくらい後を引いていて、そんな彼女を横で見ていて面白かった。私の「粗忽長屋」みたいに、スルッと左耳から右耳に流せない「聞き捨てならない」噺なんでしょうなぁ。(いや別に「動物虐待!」とかの主張ではなく、単に「なんで!?なんで!?」と引っかかってしまう感じ…。)
そんな噺は落語になんぼでもあるような気がするけど、引っかかるポイントに個人差があるのが不思議なような。寄席でアンケートをとってみたい、「あなたの聞き捨てならない噺」。
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2018.09.02.21:26 | by 架路 |
| ラクゴ |