Jubilee

つーかこの席、文菊さん（今のあだ名はエロ坊主←愛をこめて！）トリだったのですよね〜。○人抜きで真打ち昇進、とかの前評判を入手していたので、むちゃくちゃハードル高くしていたのですよね、例のごとく。（ハードルを上げすぎると誰も越えられない落語あるある…←シロザケは除外。）
つーかつーかこの日、そのトリが休みだったのですよね〜。さらに会長とか左龍さんとか、楽しみにしていた番組の目玉が何人もいなくて、おいおい何だこれ。的なナニだったのですよね〜。でも代演には代演の楽しみというものがあるのを知ったのもこの時でした…！そんな「ダイバネ万歳！」の日。

2018年6月24日（日）ブクロ

前座　駒六　金明竹
志ん松　近日息子
菊春　鰻屋
三三　しの字嫌い
ニックス
小袁治　夢の酒
小里ん　置泥
　仲入り
天どん　ハーブをやっているだろう！
小せん　欠伸指南
翁家社中
菊太楼　片棒

志ん松さん、マクラでも自己申告しますが「シンショウじゃなくてシンマツです」。めくりを見たときすごいフツーに「あぁ、シンショウね」と読んだ私はバカ。はっ、バカと言えばこの後8月に友人に訂正されるまで小里ん師匠のことも「こざとん」と読んでました！コバトンみたい、と思いつつ…。（だってコリンだなんて思いませんて！コリン星から来た人みたいじゃないですかッ）
えーと、話戻して志ん松さん。「近日息子」ってなぜかあまり聞く機会ないのですが、この人の「長屋の連中が悔やみに来たときに煙草をのんでいるおとっつぁんの苦々しい顔」が未だに瞼の裏に残っております。あれは実にね〜。いやぁ、なかなかなかなか。

菊春師匠、いつもテンション高くて動きが激しすぎる！後日一瞬むずむず足症候群にかかったとき、もしかして師匠も？と思った。違うよね。

ミミさん、ブクロ嫌いなのかな感がにじみ出てましたね。後日SZ本で拝見したときはすごいにこやかで「この人笑うのか！」と驚いた。落語は面白かったので、昨今あまりブクロに来てくれないのは残念無念口惜しやです。

（てゆーかここまで書いて「後日談」が多いと気づくこのエントリ。）

どんさん！この人に関しては色々言いたいことあるので後日改めて。（←またなの!?パンツ破れた股なのッ!?）
私にとっては確実に笑える信頼度120%の師匠ですヨ…。例えほかの人の新作をやっても完全に自分の色に染め上げる個性、素晴らしい…。ぐだぐだなのに、そのぐだぐだッぷりが笑えるとゆー、もう存在そのものがぐだぐだでそれが面白いとゆー、素晴らしい存在。ダイスキー！と公言するのはこちらの人間性が憚られる感じのキャラなのがまた…。失笑くらいがちょうどいい？（←色んな人に対して毎度のことですが失礼ですよ！）いや、真面目な話、この人（の落語）ホントすき。

菊太楼師匠が代バネ。そいでこの時の「片棒」、ファーストインパクトなのかなんなのか、ホントに面白かったですヨ…。（遠い目。このあと寄席に通いすぎていろんな噺を聞き過ぎて、トリで大笑い！とゆー経験がなかなかできない。）
その後それなりに他の方々の「片棒」を聞きましたけど、この時以上に笑える「片棒」にまだ巡り逢えてません。（ちなみに友人は後日聞いた一朝師匠の「片棒」が一番になったらしい。あぁまた後日談。）
このトリがあんまり楽しくて、その後も菊太楼師匠が出てくると「なんか面白いことが起きるに違いない！」と思ってワクワクするのですが。いつも一生懸命落語やってるなぁ、笑ってあげたいなぁ！と思わせる師匠ですね！（それはそれでどうなんだ）

あぁあとこの日の色物さん、ニックスさんも翁家社中さんもクオリティ（いつも）高ッ！
ニックスさんは次々ネタを替えてくるし面白いし（あまり頻繁にネタが替わるので「あれもう一度聞きたい！」ゆーのが二度と聞けなくて逆に残念）、翁家さんの土瓶にはいつも拍手しか出ない…。ホントすごい…。後日顔の上で包丁が回るとゆー破滅的な芸も見ましたが、ホントにもうお前なんかスゴすぎて人間じゃねぇ！的なアガガガガ。
こーゆー人たちが、十年一日のごとく同じネタばかりの芸人と同じ割じゃワリが合わないでショ、と思う。ほんと。誰かご祝儀たんまり包んであげてください！（お前が包め！）