Jubilee

2018年6月30日（土）ブクロ

前座　扇ぽう　寿限無
馬久　鮑熨斗
菊生　シンデレラ伝説
三三　茄子娘
ニックス
小袁治　家見舞
志ん弥　替わり目
　仲入り
天どん　老後が心配
左龍　鈴ヶ森
翁家社中
文菊　厩火事

なんつーか私、「厩火事」が嫌いです！駄目男と別れられない馬鹿女の噺でしかない。演者によるのでしょうけど、特にこの時ほんとに聞いててイラッとした…。噺に対する嫌悪感に相まって、エロ坊主（←愛を込め…もうどうでもいいか←飽。実際それほど愛はこもってませんお察しの通り。）の演じる女性がなんだかとても「女の嫌いな女」感をリアルに出していて、笑えなかった…ちっとも…。隣のおばさんは大笑いしていたので（おばさんに限らず客席みんな楽しそうだったな〜チキショーいいなぁああああ！私も笑いたかったヨ…面白ければ…！）、それが更に「何がそんなに面白いの？」と、どんどん笑いの感度を下げる要因となり。
あぁこんなことなら左龍さんでもっと笑っときゃあ良かった！トリが面白いに違いない、と思って笑いをセーブしてしまった…！ドンでももっと笑っときゃ良かった！高座でひっくり返ってステテコ丸見えで暴れてる人を初めてみた衝撃で笑いをセーブしてしまった！

と、色々勉強になる回でした。他の人の評価イコール自分の評価ではない、トリで大爆笑できるとは限らない。笑えるときに涙が出るほど笑っておかないと損！

つーかエロ坊主はどうしていつも中腰で出てくるのでしょう。「しずしずしずしず」と効果音を付けると友人が爆笑する謎。
念のため追記。これあくまで第一印象であって、その後坊主のいろんな噺を聞いた結果、今では引き倒さない程度に贔屓の師匠です、エロ坊主。でもこの人の演じる女性はやっぱり苦手。

★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて（当然ですが）個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路にはイマイチだったけどアナタには爆笑ものだったかも！多様性万歳！