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トリで笑っていいんだ!
↑…とゆーことに初めて気づいた日。(それまでのトリの師匠に失礼だから!)
赤絨毯でなんとなく高座の上も下もかしこまった感のあった(夢葉さん除く)三宅坂を経て、だらけきったブクロに戻ってきました〜。このあたりでなんとなく「寄席ごとの空気」とゆーものがあるなと気づく。遅い。
彦いち先生がトリで仲入りが小ゑんさんで…とゆー番組をみて、今でこそ「新作日和ね」とわかりますが、軒並みお初の方々ですからそんなん知らんわ−!今考えると、も少し混んでて良さそうな番組ですが、並んだ記憶は相変わらずありまっせん!
Read More... 2018年5月26日(土) ブクロ
前座 きよひこ 狸の札
扇兵衛 牛ほめ
きく麿 スナックヒヤシンス
窓輝 にわかに
笑組
甚語楼 ちはやふる
小ゑん フィッ!
仲入り
志ん陽 置き泥
燕路 粗忽の釘
勝丸
彦いち 青畳の女
いやー笑った笑った、きく麿さんの「スナックヒヤシンス」。笑いすぎて椅子から転げ落ちるかと思った…。この日、全体的に誰もがそれなりに面白かったけど、群を抜いての大笑いでしたッ!
でも振り返ると古典と新作がほどほどに混ざっていていい感じでしたな。新作は嫌いじゃ無いけど、新作ばっかりだと「ちょっと古典もちょうだい」とゆー気分になる。なので新作台本まつりは「大好き!」とは言いがたいイベント。行くけど。
甚語楼さんの「ちはやふる」、も面白かったけどマクラが秀逸だったなぁ…。「ヨセキ」!そして「スズヒロ演芸ホール!」(どこ!?)このマクラで週明けからずっと仕事を乗り切りましたヨ、あっしは。トイレ休憩のたびに「ヨセキ行きたああぁあああい!」と壁に叫んだ懐かしい思い出。
勝丸くん(どうしても川崎競馬のマスコットとカブってしまう…)、に関しては言いたいことがたくさんあるけどまた別の機会に。この人がいるから他の太神楽の人たちのすごさがわかるとゆーか…。あ、みんな簡単そうにやってるけどやっぱり難しいんだな、と気づかせてくれる、ある意味で貴重な存在じゃないですかね!この人のスタイルを嫌ってるお客さんもいるみたいですが(その気持ちもわからんでもない…)、私は嫌いじゃないです。これもまぁ有りなんじゃないかと。
この後何年も聞いてませんけど、与太郎が最も板についてたのは後にも先にも扇兵衛さんだけですな〜。キミは天性の与太郎だよ!(はたしてそれは褒め言葉なのかどうか…)
あッそういえば彦いちさん、マクラで「古典か新作か迷ってます!」と仰ってましたが。この時はお初だったのでどーゆー人なのか知らず「へー新作もやる人なんだ」くらいな感じで聞いてましたが、今となっては激しく「古典古典古典!彦いちさんの古典聞いとけ!」と言いたい!自分に!古典コールをすれば良かったのに…「コッテッン!コッテッン!」て。結果楽しかったからいいですけどね。落語を引退するまでに一度は聞きたい、彦いちさんとどんと小ゑんさんの古典。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路には「雑な太神楽も有りじゃね!?」だけどアナタには「憤懣遣る方無し!」かも!多様性万歳!
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2018.05.26.20:35 | by 架路 |
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