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ブクロdeシロザケ!
↑で思い出した。昔の同僚が「○○de△△」とゆー言い方がムカツク。とよく言ってましたサ。花粉deくしゃみ、みたいな使い方。私は別にそれに関してなんとも思ってません!
…なことはどうでもよくって。
落語に興味がない時分から、地元なんで演芸場の前はさんざ行き来してました。が、いざ地下に降りるとなるとなんだか気合いが必要なブクロ演芸場。しかしせっかく地元なんで(それさっきも聞いた)、寄席デビューはぜひブクロで!と決めてからの、アミダです!他にいくつか選択肢を挙げてのアミダ。友人に選ばせてのアミダ。私はちょっとイチゴ大福を買いに行きたい気もしていたのですが、アミダをたどった先が「白酒」だったとゆー…。(ちなみに読みはシロザケ←誤)。
※…ちなみにこのラクゴ関連のエントリ、投稿日付はその興行当日にしてますが、実際書いてるのは数日後〜数年後です。なので各所各所で年寄りが若かりし頃を思い出すような遠い視点を味わうことができます。あしからず。
Read More... HKとぴあで落語にはまり、じゃあ次に誰を聞きたいか?と、相変わらず知識が笑点越えをしないまま探し当てた獲物がシロザケ師匠。たまたまその頃に芸術選奨文科大臣新人賞を受賞してどっかのサイトにとりあげられていた、ゆーきっかけがあり。「この福々しい顔の人はきっと面白いに違いない!(なんかよくわかんないけど受賞してるし!)」と思っていた矢先に、ブクロで入手した番組表に「シロザケ!」のお名前があったもんで。
ここここれは行かねばなるまい→次のお休みの予定が決まってないから、アミダに入れておこう「シロザケ」→そしてアミダがどんぴしゃ。まさに「アミダが行け!」。いや、当時は知りませんでしたけど「阿弥陀ケ池」も「新聞記事」も。
要するに白酒さん聞きたさにブクロに潜る決心をしたんでした…(遠い目)。そして寄席初心者だった私と友人は、番組が出ているなら当然その番組が実行されるもんだと信じていたし、代演なんてものがこの世に存在するとは夢にも思わなかったのでございます…。当然、当日の実際の番組を各HPでチェックする、なんて知恵はないわけです。
GW中だったにも関わらず、ブクロの客入りをなめきっていた我々は開演ギリギリに到着!かろうじて残っていたパイプ椅子に着席!(しかもタテに…)友人が隣にいないことで一瞬よぎる不安。コレ、笑っていいんだろうか…。(←どんな不安?)
そしてブクロ初心者がだいたい思うであろう「高座近ッ!」。等々。を、経験したのち、そういえばさっきモギリでなんかくれた…と、目を落とす「当日の番組表」。
…シロザケ、いないんですけど…?アレッ、じゃあ私なんでここにいるんだろう?
という脱力感をよそに幕は開く、するすると…。
2018年4月29日(日)ブクロ演芸場
前座 (たぶんアイツ、とゆー心当たりはあるけど確信がないので「不明」。) 道灌
正太郎 初天神
こはく 金明竹
木久蔵 こうもり
一風・千風
左龍 長短
歌之介 勘定板
仲入り
馬石 鮑のし
圓太郎 浮世床
楽一
玉の輔 佐々木政談
いやー、シロザケはいなかったけど楽しかったです人生初寄席!あのごちゃごちゃとした空気!ブクロならではの不真面目感とハッチャケ感!後日だんだんわかってくる、SZ本で言ったりやったりしたら怒られる事もここでならオフレコだよ!的な放課後の解放感!
今思うと、(歌)ノスケさんの古典をよく聞けたな!ゆーものすごいレアな経験もしてたわけですが…。
そして「寄席ってそれまでの出番の人はふざけまくるけど、トリの人はびしっと真面目な話をするものなんだ!笑うところじゃないんだ!」と、あらぬ誤解を抱いた初寄席…。
白酒さんは聞けなかったけど、この席二ツ目昇進だった弟子のこはくがマクラで師匠の話をしたよーなしなかったよーな…。(羽織の桃の紋でバーミヤン、の件しか覚えてない!)我々の初ブクロと二ツ目昇進が重なったので、何となくこの先も気になり続けます、この人。
ちなみにこはくが高座を下がった際、友人の隣のオッサンが「はまぐり(←ご案内でしょうが前座名)は上手くなったな!」と呟いたらしく。(…もしかして単純にお吸い物の感想だった?)私たちもいつか下手な前座を見つけて、そいつが二ツ目になったときに「○○は上手くなったな!」と知ったかぶりで言ったろーネ!と燃える夕日に誓った十五(足すことの何十年か)の春。なのでした。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路にはイマイチだったけどアナタには爆笑ものだったかも!多様性万歳!
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2018.04.29.19:28 | by 架路 |
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