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降る桜
4月末に伯父が亡くなりました。生まれた時から隣に住んでいて、親戚と言っても近かったり遠かったり色々ですが、この人はとても近いところにいた伯父でした。料理が上手で、いろんなおかずをおすそわけしてくれました…。デパ地下も好きで、いろんなお総菜を買ってきてくれました…。ガンが再発して、あっとゆー間に死んでしまいました。
お通夜とお葬式でオレは従姉と一緒に受付をしていたのですが、お寺の鐘楼横の桜がちょうど満開で、時折風に乗って花びらが受付のほうまで降ってきました。御堂からはお経が降り、俗世のほうからは桜が降る。真冬でなく真夏でなく、いい時期に亡くなるとゆーのもめぐり合わせと、やっぱりこんな時期に死んだじいちゃんの葬式で坊さんが言っていたそうだけども。おじちゃんもいい時期に死んだなぁ。オレが死ぬとしたらきっと真冬だよなぁ。とか、焼香の煙を嗅ぎながら思ったのでした。
真冬の葬式はちょっと寒そうですよな…。
桜と喪服は絵的に美しいけれども。
2008.12.18.20:49 | by 架路 |
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