Jubilee

↑と言った瞬間、その（トンネルの中ではなかったにしろ）オレンジ色の光の中でお互いに顔を見合わせつつ「…そうか？」とその効果に疑問を抱いてしまったのですけれどもともかく！そーゆー話をガイドさんから聞いたのです！真偽はともかく！

うーむ、でもやっぱり別にお互いかっこよく見えないよネ。ただ「色ついてる」だけだよネ。実感として「かっこ良くない」事実が明らかになると、やはし言い出しっぺとしては責任を取らなければいけないような気持ちになり。
あ、じゃあ「かっこよく見える」じゃなくて「顔色よく見える」だったかもしんない！
と方向転換してみると、今度は「別に顔色よくも見えないけど、仮にそうであったとしてトンネルに入った時だけそんないきいきして見えて何の意味がある…？」ゆー疑問が。

確かに、トンネル入った時だけいきいき！してもなぁ…。トンネル内で生魚の売買があるわけでもなし。（いや別に魚が生き生きして見えるわけでもないから！根本的に違うからソレ！）
ハッ、もしかしてもしかすると、生き生きして見えるのは車を運転している人ではないのでは…？もしかしてもしかすると、生き生きして見えるのは車の外にいる人なんでは…！？

やっぱアレですよネ！トンネルつーたら、出る！！スポットじゃないですか！ヘッドライトに浮かび上がる人影！生身の人間にあるまじき顔色の悪さ！死んだ魚のようなどんよりと濁った眸！キャーッ！！的な事故が多発するスポットじゃないですか！
そんな事態に困り果てたどっかの自治体が発案した起死回生の一発。「顔色がよく見える照明にしてみよう」。どー見ても死んでる感じの顔色も、鮮やかなオレンジ色に照らされればアラッ！まぁ！ただのオレンジ色！もはや生きてるのか死んでるのか、区別がつきません！
これなら運転中のドライバーがトンネル内で立っている変なものを目にしても、「あ、変質者」くらいの認識でハンドル操作を誤る事もあるまいヨ。

とか、そんなふうな大きな声では言えない裏の事情があったんではないかと思います！トンネル内のオレンジの照明！実際にトンネルの中の照明がどのくらいの割合でオレンジ色なのか知りませんけど！

…リャッ！じゃぁ今オレたちが立ってるこの十字路も、トンネルでもないのにオレンジ色の照明に照らされてるってことは、出る！！って事か！？キャー！！…と、いいオチがついて長引いていた話がスパッと切れてお別れできたんでした。ちゃんちゃん！

（…アレ？なんか今いきなり思い出したけど、トンネル内の照明って「ほどほどに注意を喚起する色」とかでオレンジなんでない…？なんかそんな話を聞いたような覚えが。でも「かっこよく見える」ゆー説もやっぱりちゃんと人から聞いたような覚えが。←でも「注意を喚起」より「かっこいいだろう」のほうがインパクト強かったから覚えてたんだろうなぁ。ワハハ。）