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ジュトジュデニジュ〜
マタジュデサンジュー!歌之介さんの圓歌襲名の回でございます!
思えば人生初めての寄席ブクロで(寄席袋ってどんな袋?)歌之介さんの「勘定板」の洗礼を受けて涙が出るほど笑いころげ、椅子から転げ落ち(…はしていないものの)、その後2度目にして「歌之介さんは実は私らのあまり良しとしない漫談落語派の人である」とゆー事実にガン!としながら「あーでもやっぱ笑える。聞いた話ばっかりなのにこんなに笑えるこの人オソロシイヒト!」と思い続けて幾年月。いや。幾日。
当然のことながら先代の圓歌師匠は知らないし(Uチューブとかでも)聞いたことないので、我らにとって「爆笑王」といえば歌之介さん、歌之介さんといえば爆笑王。なのです。先代が昭和の爆笑王ならば四代目は平成の爆笑王、でもあと一年で終わっちゃうので、目指せ令和も爆笑王!
Read More... 2019年4月27日(土)ブクロ
前座 市坊 子ほめ
花ごめ たらちね
ホームラン
歌橘 宗論
玉の輔 財前五郎
小歌 浮世床
ぺー
歌司 朝まで麦茶
馬風 艶歌の花道
仲入り
口上
翁家社中
若圓歌 漫談
歌る多 桃太郎
市馬 山号寺号
正楽
圓歌 母のあんか
いやぁ、会長はホントに素晴らしいですよねー。きちんと落語しっかり落語、どんな席でも必ず落語。しかもレアな噺ばっかり。理事やお偉方が漫談だの歌だのいつもの噺でお茶を濁して引っ込んでいくのとは大違い…。本当は会長だって歌いたかっただろうに。アハハ。(それともアレか、オレの歌が聞きたいヤツはちゃんと金払ってディナーショーに来い!的なアレか!寄席程度の割じゃオレは歌わないぜ的なアレか!)
そして「小三治さん…」のクダリで鬱憤晴らしを兼ねて大笑いダー!!会長も色々苦労してんだろうな…。
歌橘さん、自分でも言うけど相変わらず肌キレイ。この人とめぐろちゃんが落語会の美肌プリンス。(地名が名前の人にはどーも「ちゃん」を付けてしまうなー…。でも青森は青森ちゃんにならないなー…。やっぱ字数の問題か、3文字だとちゃんを付けやすい!ぐんまちゃん乃ゝ香ちゃんスワンちゃん。←最後のだけなんか違う!)
歌る多さんの落語初めて聞いたけど(松づくしでしか見たことなし)、女性でここまで笑わせてくれた噺家さんは初めてじゃー!(多分。誰か忘れてたらすいません。)色物さんならニックスさんとかうめ吉さんとか面白い人はそれなりにいるんだけど、落語だとどうも「女だとなぜかイマイチ…」と、客席で山の欠伸を噛みしめていたんですけどねー毎回ねー。可愛くてほっこりする人はいるものの(きよひこさんとかね!ダイスキ!)、笑いを獲る!とゆーガッツが女性陣からはさほど感じられないとゆーか…。なんか皆様守りに入ってるとゆーか…。極端な話、女捨てて落語やれよお前ら!おっさん相手なら出てくるだけである程度ウケるだろうけど、女相手にその程度の落語で笑い取れると思ってんじゃねーぞ!と、思わせる人が多いんですわ。特に若いコたち。
しかし歌る多さんはスゴイっすね!面白いっすね!そしてなんかもうすでに充分女捨ててきたなって感じがするんですよね!(失礼ですヨ!ガクガクブルブル)あぁもっと聞きたい。歌る多さんなら独演会とか行ってみたい。(ま、行きませんけど…。←あくまで寄席派)
口上は前年の勧之助・駒治(とその他)の真打ち昇進披露に続いて3度目でしたが、真打ち昇進と襲名ではこんなに雰囲気違うものなのか…!と、衝撃を受けるとまではいかないものの(受けなかったんかい!)、空気全然違う!和やか!みんなシアワセそう!一家団欒を見せつけられているような気分になる!と、思いました。なんつーか、このたびの襲名披露の口上を見た後では、真打ち昇進披露なんてただの「年に一度のめんどくさい業務」。(に、見えてくる。)口上を述べる師匠方と、真ん中で微動だにせずの圓歌さんが、とても良き顔をされておりました。なんだかとても良いものを見た…。いい口上だった!感動したッ!誰が何言ったか全然覚えてないけど…!(そッそれじゃ駄目じゃん!)
いやホント、いい顔してました圓歌さん。今度はぜひ古典も聞かせてほーしーいー。「勘定板」以外のー。←さりげなく注文をつける…。
★当エントリでだくだくと流れる感想はすべて(当然ですが)個人的なものです。誰かを傷つける意図はありません。笑いのツボは千差万別、みんな違ってみんないい的なアレです。架路が「女捨てろ!」と思ってもアナタは「○○○○☆ちゃん命!」かも!多様性万歳!(←いやそれ8割誰だかわかるから!)
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2019.04.27.20:20 | by 架路 |
| ラクゴ |