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鰻!キュウリ!鰻!キュウリ!
前回に引き続きの芸協。ただし前半と後半で番組違うヤツです!(時々発現するこの前後半を分ける場合と分けない場合の違いがナゾ…。単に週末2回かぶるかどうかか?あながちそれだけでもないような。うーむ、まったくもってナゾ。)
あっ、てゆーかこの席の(行った日の)トリは、前回が「井戸の茶碗」で今回が「幾代餅」とゆー、私が頭の中でゴチャゴチャにしている二大ハッピーエンド噺でしたな!こんないい人たち実際にいるわけないヨ!こんないい噺が現実であるわけないヨ!ディズニー映画に勝るとも劣らない夢物語だヨッ!とな。
まあアレですね。昔の人も夢みたかったんでしょーね…。せめて寄席では現実を忘れたい!あり得ないようないい噺が聞きたい!実際のご近所は路上でモクモク煙草すった挙げ句にひとんちの敷地に痰吐いていくよーなヤツばっかりだけどサ!!的な…!
Read More... 2019年4月20日(土)ブクロ
前座 楽ぼう まんじゅうこわい
鯉橋 道灌
小すみ
可風 鰻屋
桃之助 干物箱
おせつときょうた
遊馬 転失気
笑遊 愛宕山
仲入り
ボンボンブラザース
明楽 粗忽長屋
夢太朗 禁酒番屋
東京ボーイズ
楽輔 幾代餅
小すみさんが前回よりはネジ飛んだ感じで面白かった。前回はまだ予定調和の範疇、リハーサル通りです!的な堅苦しさがあったけど。客席にお友達でもいるかのような(良い意味の)馴れ馴れしさを身につけてらっさった。
可風さんが面白すぎる!この独特な飄々感…。そんな爆笑噺じゃないはずの「鰻屋」が、キュウリ1本(じゃないけど。実際は30本くらい出てきた印象だけど)添えるだけでここまで変わるとは。鰻!キュウリ!鰻!キュウリ!1回休んでまたキュウリ!みたいな、鰻とキュウリの津波がエンドレスに襲いかかってくる!ぎゃぁあ!いやまったく、オソロシイヒト…!(←白目で。いつもの白目で。)
そしてそんな楽しかったことを翌日にはキレイサッパリ忘れてしまうとゆー、アトのひかなさもすごいですよね。落語なんて所詮は忘れた方がいい物事の一つですから…。いちいち覚えてたら次回笑えない…。(そう言いつつシッカリ覚えてるじゃねーか!とゆーツッコミには「後日思い出した」んで!二度目に可風さんを聞いた時「なんだこの「変なもの添えました」感は…アッ、キュウリの人!」と思い出した。それまではこの「鰻屋feat.キュウリ」のことをキレイに忘れてましたマジで。)
ナゾの代演、おせつときょうた。ししゃもの顔、笑った…。
鯉橋さんが順番交代でまさかの二ツ目の枠に収まって前座噺「道灌」。前座噺をよくかける師匠はラッキョにもいますが、これはなんだろう、前座に対するコーチングなのか、それとも逃げ噺をしているのか…。とゆーのを以前も書いた気がしますが要するに毎回気になりますんで今後も書くんだろうなあ、前座噺をベテランがするたびに…。
で、明楽さんが「こんな出番に放り込まれた二ツ目」と自虐交えつつの「粗忽長屋」。あぁ、刺されるヤツね…。と思いつつ初回よりは冷静に聞く。明楽さんも飄々っちゃ飄々な人ですなぁ。米ペースというか…あ、違った「マイペース」。米丸一門になっちゃうところだった。(違うだろ)
東京ボーイズさんは毎回同じなんだけど毎回笑えてちょっと好き。常に同じネタでも許せる人と許せない人がいるのは何故だロウ…。(ダイバーシティっちゅーだよ!)
まぁ「毎回」ゆーても芸協だから、当たったとしても月イチですけどね!しかし頻度の問題だけでもないんだよなー。うむむッ不思議。
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2019.04.20.22:43 | by 架路 |
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