ヲぼえがく
天上のヒトは時折下界を一瞥。エンガタメ!エンガタメ!と呪文を唱えつつその一瞥に群がる分身の幾万。一度でいい、と「あくがれて はてしなく」あった願望、あっさりと採用。昇天。
柵を隔てて魚市場のように飛び交う怒号嬌声発破沈黙。多くを語らずに互いの胸中に渦巻いて落ちていく思惑誤解失望。跳ね上がり気を惹く後ろ髪、今や箒のようにぞろりと見苦しくある。誰かオレに鋏を渡せ。
船橋からの帰り道、JR高架下で眺めた夕焼けのグラデーション。コントラストを+27に操作したかと思うほどに際どくも鮮やか。灰色がかった紫雲の西端はドピンクに燃える。「わぁ、綺麗」「美しいネ」と言葉を交わした後にしばしの沈黙。ん?既視感?コンマ1秒後に二人が同時に発した言葉が「ネコさんの勝負服!」だったのには、ホントーに、昨日という日の締めくくりに素晴らしい合致でありましたアリガトウ友よ。
今回の軍配はオレゲッチュ。次回は補佐にまわりマッシ!
2005.12.15.17:11 | by 架路 |
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