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関口屋
田舎の山の中を紺の車を運転しながら、家を建てる場所を探している。
たまに良さそうな空き地があっても、後ろに崩れそうな崖があるので諦める。山なんだから平地がないのは当たり前だけど、と矛盾を感じながらも平地を探す。
途中で初老の夫婦に会う。車の外を歩く彼らに合わせて超徐行しながら、色々な話をする。
あなた達が歩いているのに私だけ車に乗っているのも悪いので、お乗りになりませんか。
そう誘うけれども、彼らは遠慮して車に乗らない。そうこうしているうちに人里に出る。
関口屋という老舗の旅館があって、夫婦はそこに泊まっている。私も滞在を勧められて車を預けようとするけれど、受付にいる女の人が、先にチェックインをしないと車は預かれません、と言い張るので困る。
私が車から離れている間に誰かが乗って行ってしまわないかと心配で、車の側を離れることができない。
2005.07.31.13:39 | by 架路 |
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