週末は怪談を

何度も言いますが(言ったっけ?)、おうちを改築ちゅうで転居ちゅうです。で、転居先の団地の入り口には図書館があるので、週末は入り浸って本を読んでます。戻ったら二度と来ないであろう図書館でカードを作るのもアレなんで、借りずにその場で読了。

そんなわけで読書日記。怪談ものばっかですけど…。

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2009.11.01.08:54 | by 架路 |
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ハチに連敗ちゅう

ちょっと古い話題ですけど、いやぁ泣けますネ「HACHI」!つーか映画は見てないんですけど。とてもとても見れないんですけど。
(だってこーなる・゚・(ノД`;)・゚・に決まっているからサ!)

しかし映画はみていないものの堪能しました、仕事で。公開間近の頃に、ストーリー本やらフォトブックやら来るわ来るわ。またそれに便乗して、ワンコとお別れ!系の児童書やらなんやらがもうワサワサと!(あッ、ちなみにワサオ本も!)

仕事中に見本を読み込んで、何度涙を拭ったことか…。(仕事しろヨ)

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2009.09.27.09:16 | by 架路 |
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裁判員参上!

先日、裁判員制度に関するこんな本が来てました!
で、その中に「辞退の可否が微妙だが、認められる可能性のあるケース」という、まだるっこしい回りくどい具体例が挙がっておりまして〜。

「キャンセル料の発生する旅行の予定がある人」とか
「人手不足のコンビニの店長・従業員、」とかに混じって

「出荷時期のホタテ漁師」って…。(-_-)

そうか、ホタテ漁は大変なんだなぁ…。と思いつつなんかミョーに可笑しくて肩震わしてしまいました…。(しかし似たような事例はたくさんあるだろうに、なぜホタテ?)

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2008.10.24.20:26 | by 架路 |
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色のオーラ

先日仕事で見かけたこんな本の中に、↓のような一文が!

目隠しをした人に、青く染めた絹と赤く染めた絹に触ってもらいました。…ら、赤い絹のほうが『暖かい』と感じたのです!

そりゃそうだよねぇ、青よりは赤のほうがあったかそうだよネ!
寒色・暖色って言うくらいだし…

…って、アラ?

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2008.09.28.09:48 | by 架路 |
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ルルルルル〜

叶恭子さんのナンタラカンタラゆー本が来てました、今日。(ナンタラカンタラ…題名忘れた…。3Pがどーとかゆー。)で、ぱらぱらと中身見て、別に帯であおるほど凄いこと書いてないじゃん。と、拍子抜けして最後にたどり着いた後書きにッ!

LOVEMAKEする方法について書きましたが…」

って、アンタはルー大柴かーッ!
とひとりで肩震わしてしまったのでした。

初仕事だたとゆーのにつまらないことで緊張感が抜けてしまたヨ。
キョーコちゃんめッ!

2008.01.07.20:31 | by 架路 |
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偉大な鼻の話

やッどーもオレです。
こないだ仕事ちゅーに見つけたちょっとおもしろそうな本(↓)。
「カラダから出るモノの楽しい話」(講談社)。
汗なり涙なり下痢なりその他なり、身体から何か出すとその後に残る達成感とゆーかそんなのがあるよネ!(ゲリ?)…とゆーイデア自体はいろんな人がいろんなところで主張しているのを見かけては来ましたが、それでついに一冊本ができてしまった!みたいな。
いや、本全体はよく見てないんですが(ダメじゃん)、ぱらぱらーっと中見てた時に目についた衝撃の一文がッ。
「(前略)鼻をほじると脳が活性化され、鼻くそを食べると免疫力が上がる(後略)」

えーっと…。

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2007.11.24.12:50 | by 架路 |
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何様嬢様蘭子様

宮尾登美子『一弦の琴』。

なんで最近宮尾登美子ばかり読んでいるかとゆーと、手持ちの有吉佐和子を読み終えてしまいそうで読み終えてしまいたくなくて、有吉読了の瞬間を少しでも先へ延ばそうと無駄な足掻きをしているからであります。宮尾登美子は著書が多いから引っ張ろうと思えばどこまででも引っ張れます!多作ブラボー!

さておき、『一弦の琴』。ドラマ化されたり映画化されたりしているらしいですけどそんなことは全然知らんのでおいといて、蘭子に爪の先ほどの感情移入もできなかった身としては、第三部で終わっちゃっても全然構わなかったヨ、宮尾さん…。というのがズバリ感想で…。(どーゆーんだ、ソレは。)

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2005.09.03.01:18 | by 架路 |
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所謂ひとつの愛に殉じる

芥川龍之介「偸盗」を、試験前の修羅場に読了してそろそろひとつき。

ぼ・ぼ・ぼくらは平安盗賊団!の内部で渦巻く人間ドラマ!…を、書いていく中で龍之介の言わんとしたことは様々あったと思うのですが、まぁそんなことがオレにわかろうはずもなくてですネ。これもオレフィルターにかかってしまえば宮尾『陽暉楼』と印象を同じくして、「莫迦な婆がおくった非道い人生!」を描いた話であるなぁ…という感想しか残っていないんでした。

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2005.08.27.18:49 | by 架路 |
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莫迦な女、非道い話

宮尾登美子 『陽暉楼』を読む。

読み終わってまず最初に浮かんだ感想が、「莫迦な女を書いた非道い話。」だったのは、別に宮尾登美子が嫌いだとかこの作品が低レベルだとかゆーわけではないのです。ただ、人間なんてみんな斯様に莫迦で、数多ある人生は総じて非道い話になりがちなんだ。という、日頃そこから目をそらして必死に夢をみようとしているココロにトドメを刺されたような、現実を突きつけられたような、妙に疲れた気分になってしまったというその倦怠感の表れだったというだけで。

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2005.08.16.09:18 | by 架路 |
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初代マザコン男

最近の文庫本の字のデカイのには剣呑剣呑。お値段の高いのにも剣呑剣呑。
…と、ゆーわけでどんなわけだ、陽の当たらない部屋で埃に埋もれている本棚から、「それは私のじゃなくアンタのお父さんの本である」と母にクドク注釈をつけられながら発掘してきた谷崎潤一郎他を読んでみゆ。定価が今の半額っすヨ、半額!文字も今の40%OFFくらいっすヨ!夢のようですヨ!(←小さい字がぎっしり詰まっている本が好き。)

しかしさすがに年代モノの本とゆーのは怖ろしいッス!のっけから「蓼喰う虫」のとあるページとページの間に、どう見ても人の睫毛としか思えないものがびっしりと挟まっていて、ひじょーにコワイ思いをいたしました。睫毛にしては少し長すぎる気もしたけれど、三日月型で爪の痕のようで黒々としていて、それが何本も何本もちょうど両目の睫毛を全部抜いたらこれくらいであろうか、もしかするとそれより少し多いくらいの量でバラバラと挟まっていて、何だか昔の呪術的骨董品に触れてしまったかのような不気味な雰囲気醸し出していましたヨ!
あんまり怖かったのでそのままにしておきましたが…。(駄目じゃん。)また私のあと何代かして誰かが開いてギョッとしてくれると良いかな、と。

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2005.05.26.17:02 | by 架路 |
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▽過去のエントリ

W the Price!!(2005年01月09日)
母の部屋の隅の、たぶんほとんど出入りの無い埃まみれの本棚を見ていた。 年末に購入...

恒例の(2004年12月31日)
2004年の勝手にブック大将。(違)...

龍之介サン(2004年11月09日)
…をを。 名前で呼ぶとなんかとても明治ぽいネ!!<龍 で、芥川の短編「悠々荘」(...

オレの旧札(2004年11月05日)
こないだ十数年ぶりにヤスナリ読んでちょっと思い新たに。 こんな清々しい文章書く人...

アラ?(2004年09月29日)
「レックス・ムンディ」読了したんですがー。 これは続きを書くつもりでこーゆー終わ...

吉備津の釜/日影丈吉(2004年06月08日)
生身の人間の犯行(未遂)を描いた話である癖に、上質の怪談を読んだ後のような背筋が...

写真魔/渡辺啓助(2004年05月23日)
怪奇・ミステリというジャンルの蓑をかぶった、限りなく切なげな爽やかな、秋の空のよ...

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