週末は怪談を
何度も言いますが(言ったっけ?)、おうちを改築ちゅうで転居ちゅうです。で、転居先の団地の入り口には図書館があるので、週末は入り浸って本を読んでます。戻ったら二度と来ないであろう図書館でカードを作るのもアレなんで、借りずにその場で読了。
そんなわけで読書日記。怪談ものばっかですけど…。
Read More... 宮部みYき「あやし」
読み進むに従って何度も頭に刷り込まれ、読み終えた後も頭に残っている印象としては「労働者はとどのつまり、汗して働いて働いて働いたその働きによって自分を認めてもらうしかないのネ!」つー、プロレタリアな一冊でした。(怪談じゃないじゃん…←いや、ちゃんと怪談でしたヨ!)
あぁあと比較的ハッピーエンドな感じの一話「女の首」で、超常現象相手に物理攻撃を仕掛けてそれが成功しちゃう、とゆーのがなんか「エッ、それでいいの?」的な感じに違和感を覚えたかな…。首ちゃん、その前の襲撃では空間移動してるのに!なんでここで捕まっちゃうか!と。でも全体的には面白かったデス!
うむぅ、いつも思うのですがひでぇレビュですよネ。
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2009.11.01.08:54 | by 架路 |
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| ゴホン |
ハチに連敗ちゅう
ちょっと古い話題ですけど、いやぁ泣けますネ「HACHI」!つーか映画は見てないんですけど。とてもとても見れないんですけど。
(だってこーなる・゚・(ノД`;)・゚・に決まっているからサ!)
しかし映画はみていないものの堪能しました、仕事で。公開間近の頃に、ストーリー本やらフォトブックやら来るわ来るわ。またそれに便乗して、ワンコとお別れ!系の児童書やらなんやらがもうワサワサと!(あッ、ちなみにワサオ本も!)
仕事中に見本を読み込んで、何度涙を拭ったことか…。(仕事しろヨ)
Read More... その中でも個人的に思わぬ涙を誘ったのがコレですヨッ!
いもとようこさんの「いとしの犬ハチ」!!
実はオレ、いもとようこさんの絵ってちょっと苦手なんですよネ…。あまりに可愛くて…。オレみたいなひねくれた根性の持ち主にはあの可愛さはちょっと直球すぎてグハァ!的な。(わからん)
そんな「ちょっと苦手」ないもとようこさんの絵本ですらも、「あーまたハチ本か…」と思いつつぱらぱらめくっていたらば、ぎゃぁ!ハチが!ハチがやっと先生と!
・゚・(ノД`;)・゚・ …号泣ですヨ。絵本で号泣。
更にこの話には後日談がありまして〜。数週間後に新聞に載っていたこの↑絵本の書評を読んで、「そうなんだよねふんふん」と、思い出しているうちにまた思い出し泣き。
(ノДT)アゥゥ 書評で…書評読んで思い出し泣きって…。ハチすさまじ。ハチに連敗。まさに奇跡の犬、ハチ。そのうち渋谷と聞いただけで涙が出るよーになるかも。とか思いましたがそこまでは進行しませんでした。アハハ。
あ、そういえば皇太子一家が「HACHI」を鑑賞した時、北大路欣也さんが同席されたそうですが。彼がパーカー教授の吹き替えを担当したことを知らなかったオレは、咄嗟に「もしかしてソフトバNクのお父さんの声で、ハチの気持ちを代弁…!?」とか思い、それじゃ映画がギャグに転ばないだろうか。ちゃんと泣けたんだろうか。ダイジョーブだろうかドキドキ。と、余計な心配をしてしまいました。ドキドキ。
その後友人からメールで「違うから教授だからギアだから。ハチじゃないから。」と訂正していただきました。アハハ。てゆーかまぎらわしいんだヨッ!
まぁそんなわけで、泣けますよね「HACHI」。
映画は見てないんですけどね。
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2009.09.27.09:16 | by 架路 |
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| ゴホン |
裁判員参上!
先日、裁判員制度に関するこんな本が来てました!
で、その中に「辞退の可否が微妙だが、認められる可能性のあるケース」という、まだるっこしい回りくどい具体例が挙がっておりまして〜。
「キャンセル料の発生する旅行の予定がある人」とか
「人手不足のコンビニの店長・従業員、」とかに混じって
「出荷時期のホタテ漁師」って…。(-_-)
そうか、ホタテ漁は大変なんだなぁ…。と思いつつなんかミョーに可笑しくて肩震わしてしまいました…。(しかし似たような事例はたくさんあるだろうに、なぜホタテ?)
Read More... ちなみにあーだこーだとモメていた「参上!」「イヤ、やっぱ誕生!」の件↑、別にどーでもいいじゃない。と思ったオレみたいな国民は結構多いはず…。
参上だろーと誕生だろーとどーでもいいヨ。
もっと他に知りたいことたくさんあるんだヨ!
日当足りねーヨ!云々、の疑問にけっこう答えてくれる本でした。
わかりやすいし薄っぺらいしお手頃価格だし、もし法務省のブラックリスト(違)に載ってしまった暁には、手に入れておいて損はないかもしれません…。
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2008.10.24.20:26 | by 架路 |
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| ゴホン |
色のオーラ
先日仕事で見かけたこんな本の中に、↓のような一文が!
目隠しをした人に、青く染めた絹と赤く染めた絹に触ってもらいました。…ら、赤い絹のほうが『暖かい』と感じたのです!
そりゃそうだよねぇ、青よりは赤のほうがあったかそうだよネ!
寒色・暖色って言うくらいだし…
…って、アラ?
Read More... 「目隠しをした人」って書いてあるヨッ!
目隠しをしてても赤のほうが暖かいんですかッ!
指に目でもついてたんですかその人!
すごい!
すごいヨッ!
と、感動し直しました。
色って、目で見た感じ以上のものがあるんだネ…。
オレの部屋、iMac(旧世代)も赤だしカーテンぴんくだしタオルケットも赤だし、その他もろもろのボックスとか仕切りとかも赤!
よくこんな部屋で夏を乗り切ったヨ!
冬はヨロシク、赤!
あぁ、そう思って改めてiMacの上に手をかざしてみると、なんだかほんわり温かいヨ…。色ってすごいネ!
(ファンがぐるぐる回ってんだから温かくて当たり前田)
…あいやちょっと待て、こんなのがブックレビュでいいのか?いいのか!?
えーとえっと、要するにそんなこんなで「色にはオーラがあります!夏は寒色、冬は暖色を取り入れて上手に生活しましょう!赤い下着は身体あったまるヨ!」的なことを言っていたのです、その部分は。
他にもいろいろと、昔からのおばあちゃんの知恵のようなものを紹介していて「へぇ〜」連発の本でしたヨ!薬に変わる魔法のお湯の沸かし方、とか。猫舌なんで熱湯敬遠してましたけど、頑張ってフーフーしながら飲むようになりました!(いやそれもどーなんだ、オレ。)
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2008.09.28.09:48 | by 架路 |
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| ゴホン |
ルルルルル〜
叶恭子さんのナンタラカンタラゆー本が来てました、今日。(ナンタラカンタラ…題名忘れた…。3Pがどーとかゆー。)で、ぱらぱらと中身見て、別に帯であおるほど凄いこと書いてないじゃん。と、拍子抜けして最後にたどり着いた後書きにッ!
「LOVEをMAKEする方法について書きましたが…」
って、アンタはルー大柴かーッ!
とひとりで肩震わしてしまったのでした。
初仕事だたとゆーのにつまらないことで緊張感が抜けてしまたヨ。
キョーコちゃんめッ!
2008.01.07.20:31 | by 架路 |
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偉大な鼻の話
やッどーもオレです。
こないだ仕事ちゅーに見つけたちょっとおもしろそうな本(↓)。
「カラダから出るモノの楽しい話」(講談社)。
汗なり涙なり下痢なりその他なり、身体から何か出すとその後に残る達成感とゆーかそんなのがあるよネ!(ゲリ?)…とゆーイデア自体はいろんな人がいろんなところで主張しているのを見かけては来ましたが、それでついに一冊本ができてしまった!みたいな。
いや、本全体はよく見てないんですが(ダメじゃん)、ぱらぱらーっと中見てた時に目についた衝撃の一文がッ。
「(前略)鼻をほじると脳が活性化され、鼻くそを食べると免疫力が上がる(後略)」
えーっと…。
Read More... マママ、マジ?!
脳を活性化させるために頑張ってメールよりも手紙手紙!
免疫力を上げるために頑張って「笑点」見て笑い笑い!
しているオレの努力が、鼻くそで粉砕?!鼻くそに敗北?!
インテリゲンチアな方向に頑張っているつもりだったオレの努力が、実は効率性と実用性において鼻くそに百歩も千歩も遅れをとっていた?!
のかと思って、愕然としました。ブルブル。
以前友人が「今朝丸の内線で隣に座ったオジサンがおもむろに鼻をほじりだしたと思ったらそれをパクッ!」つーメールをくれたのを思い出し、あの時は「ケッ」と鼻で笑ってやったどこかのオヤジに実は自分が負けていた!みたいな。どうせそのテのオヤジは後楽園で降りてWINSに直行だロ!と思って鼻で笑ったどこかのオヤジに人生否定された!みたいな。
…そんなよーなショックをうけてその日はずっと頭ふらふらさせられた衝撃の一冊なんでした。みなさんも是非本屋で立ち読みして↑の一文にショーゲキを受けていただきたーい。(立ち読み勧めてどーするヨ。←イヤ別に講談社の手先じゃないから購入も勧めないけど。)
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2007.11.24.12:50 | by 架路 |
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何様嬢様蘭子様
宮尾登美子『一弦の琴』。
なんで最近宮尾登美子ばかり読んでいるかとゆーと、手持ちの有吉佐和子を読み終えてしまいそうで読み終えてしまいたくなくて、有吉読了の瞬間を少しでも先へ延ばそうと無駄な足掻きをしているからであります。宮尾登美子は著書が多いから引っ張ろうと思えばどこまででも引っ張れます!多作ブラボー!
さておき、『一弦の琴』。ドラマ化されたり映画化されたりしているらしいですけどそんなことは全然知らんのでおいといて、蘭子に爪の先ほどの感情移入もできなかった身としては、第三部で終わっちゃっても全然構わなかったヨ、宮尾さん…。というのがズバリ感想で…。(どーゆーんだ、ソレは。)
Read More... つーか視点が蘭子に移る第四部は、読むのがホンっ…トにツラかったですヨ!
「何様だ、この女ーッ!」と上昇する怒りのボルテージを「落ち着け自分、小説小説。何様嬢様蘭子様。」と宥めつつすかしつつ読み進んで、なんとか読了にこぎ着けたんですがー。
ホント、第四部だけでかなりストレス溜まりましたネ。
毎回宮尾本を読むたびにストレス溜めてる気がしますけど…。
これほど作中人物に腹を立てたの、宮尾本では初めてですヨ。
今まで「厭な女を書かせたら有吉佐和子がナムバー・ワン!」とココロの中に確立していた碑に向けて、ビシッと宮尾矢が突き刺さったとゆー、そんな感じな。重ねて『陽暉楼』から気になり始めた宮尾本特有の文章の息の長さが、更なるストレスとなって降りかかって来て参ったり…。
宮尾本はこれまでも『櫂』シリーズとか『きのね』とかそれなりに数を読んできたのに、ナゼ今になってそこに引っかかってしまったのかわからないッス。トホホホホ。
何年後かにもう一度コレを読んだ時、蘭子に腹を立てることなくすんなり第四部を読み進むことができたなら、きっとその時「自分は変わった!」と思うのだろうなぁ…と、先のことまで想像してしまう、要するに今の自分である限り、即ち同じ感想を持ち続けるであろう限りは、すすんでもう一度読みたいとは思わない、そんな微妙な一冊でした。
無意識の部分ではどうであれ、意識している部分では敬愛している人が実は自分を憎んでいたと気づいた瞬間、自分のうちにもその人に対する憎悪がどろどろ満ちてくるくだり。かつてのその人の如何なる行為も全て自分に敵意を持って成されたものと信じ込み、一種正当防衛のような大義を持って即座に相手に憎悪を抱き返す、そのくだり。
そこが何やら、わかるような、いや違うんだヨそこまであんたは被害者ぶらなくていいんだヨ、と言ってやりたいような、苦い感じの厭な感じの尻切れトンボなワタクシゴトの。ナニでした。(何)
あー。消耗した…。
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2005.09.03.01:18 | by 架路 |
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所謂ひとつの愛に殉じる
芥川龍之介「偸盗」を、試験前の修羅場に読了してそろそろひとつき。
ぼ・ぼ・ぼくらは平安盗賊団!の内部で渦巻く人間ドラマ!…を、書いていく中で龍之介の言わんとしたことは様々あったと思うのですが、まぁそんなことがオレにわかろうはずもなくてですネ。これもオレフィルターにかかってしまえば宮尾『陽暉楼』と印象を同じくして、「莫迦な婆がおくった非道い人生!」を描いた話であるなぁ…という感想しか残っていないんでした。
Read More... つーかコレ、2005年の超泣けたで賞確定ですヨッ。
それまでただの「因業ババァ」という印象しか与えなかった脇役・猪熊の婆が、あーゆー死に方をするとはホント意表を突かれました。そうして涙も鼻水も30分くらい止まらずだらだら流れつづけましたヨ…。
憎まれっ子は最期まで憎まれっ子として憎たらしいままの人生を送ってくれないと。てゆーか、いや、そーゆーことではなくって。ナゼ届かないその声、その想い!と、悔しいんだか哀しいんだか情けないんだか、腹が立つんだかああもう何なんだか。な感じで、頭の中をババアの科白がぐるぐる回り続けて遠心分離器状態になったり。そうして活字から抜け出したババアの魂が読んでいるアナタに憑依してしまったり。
そんな超自然現象に遭遇できる素敵なゴホンで、未だに何がなんだか自分でも何なんだかサッパリわからないままだったりで、ああもうホントに何だったんだか…。(これレビュ?)
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2005.08.27.18:49 | by 架路 |
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莫迦な女、非道い話
宮尾登美子 『陽暉楼』を読む。
読み終わってまず最初に浮かんだ感想が、「莫迦な女を書いた非道い話。」だったのは、別に宮尾登美子が嫌いだとかこの作品が低レベルだとかゆーわけではないのです。ただ、人間なんてみんな斯様に莫迦で、数多ある人生は総じて非道い話になりがちなんだ。という、日頃そこから目をそらして必死に夢をみようとしているココロにトドメを刺されたような、現実を突きつけられたような、妙に疲れた気分になってしまったというその倦怠感の表れだったというだけで。
Read More... 人の想いというものは、泉のようにこんこんと湧き出しながらも瀧のようにそそぎ込む瀧壺を持つことがなく、そうしてひたすら自分の内部を循環し続ける噴水のような内向的で閉鎖的な実体を持ちながら、それが他者との関わりによって時には他者のチカラを借りて動かされているような錯覚に陥っている。陥っているけれどほんとうは違うんだヨ。アナタの感情はアナタの中だけで完成されたものなんだヨ。
…と、いうこの一点を、現状のワタクシにとってはグサッと突きつけられた本でした。
読了前後にいろいろな意味でいろいろなモノに諦めのついた一冊。ゆえに、何か大事なユメに希望を繋ぎちゅうのヒトにはオススメできません。
ま、ヒトによって捉え方はサマザマだろうと思いますけど。
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2005.08.16.09:18 | by 架路 |
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初代マザコン男
最近の文庫本の字のデカイのには剣呑剣呑。お値段の高いのにも剣呑剣呑。
…と、ゆーわけでどんなわけだ、陽の当たらない部屋で埃に埋もれている本棚から、「それは私のじゃなくアンタのお父さんの本である」と母にクドク注釈をつけられながら発掘してきた谷崎潤一郎他を読んでみゆ。定価が今の半額っすヨ、半額!文字も今の40%OFFくらいっすヨ!夢のようですヨ!(←小さい字がぎっしり詰まっている本が好き。)
しかしさすがに年代モノの本とゆーのは怖ろしいッス!のっけから「蓼喰う虫」のとあるページとページの間に、どう見ても人の睫毛としか思えないものがびっしりと挟まっていて、ひじょーにコワイ思いをいたしました。睫毛にしては少し長すぎる気もしたけれど、三日月型で爪の痕のようで黒々としていて、それが何本も何本もちょうど両目の睫毛を全部抜いたらこれくらいであろうか、もしかするとそれより少し多いくらいの量でバラバラと挟まっていて、何だか昔の呪術的骨董品に触れてしまったかのような不気味な雰囲気醸し出していましたヨ!
あんまり怖かったのでそのままにしておきましたが…。(駄目じゃん。)また私のあと何代かして誰かが開いてギョッとしてくれると良いかな、と。
Read More... 「猫と庄造と二人のおんな」。
読んでいていちいち頭に来るのが、庄造のなよ竹のような女々しさ不甲斐なさ。(ムキーッ!とネ。)かなり元祖に近いマザコン男っすね、コイツ。しかしこーゆー、自分で何も決められないでその場の雰囲気に流されているように見せかけて実は周囲に責任転嫁しつつ自分の良いように事を運んでいるタイプの男って居る居る…。(そしてムキーッ!とくる。)
ヤスナリの「千羽鶴」を読んでいた時に、男にこんな都合良く振る舞う女なんていねーヨ!と、男のエゴイズムの極みのようなものを感じてヒジョーに頭にきましたが、それとまた違う苛々を覚えました。小説を読んでいて男にここまで苛々したのは初めてかもしれませんヨ…。
つーか、男に限らず出てくる人物の頬を一人残らずグーで殴りつけたくなりました。(歯も折れヨとばかりに。)ストレス倍増文庫ばんざい。
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2005.05.26.17:02 | by 架路 |
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