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100日を経る

何度も書こうとしたそのたびに、言葉が上っ面を滑るだけのようで書いては消し書いては消し。忘れてしまうかもしれないのでこれだけを残しておこうと思う。
あの時何も知らないはずの二本松のヨリコ伯母が、「あなたがいちばん大変だったわね」と言ってくれた時、私はようやく涙が出たのです。それまで泣こうとしたって泣けなかった。涙なんて出なかったし別に悲しくも無かったし、私に泣く権利がそもそも無いと思っていた。

やっと終わったわ。
これでようやく自由になれたわ。

そう思って、それでもだらだら泣いている家族を不思議な気持ちで眺めていた。よく泣けるもんだと思った。もともと人前で涙腺が決壊するタチじゃない。

それでも、あの一言でもろっと崩れた。

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2006.01.01.01:04 | トラックバック (0) |

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