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しあわせふしあわせ

本は読み終わりたくなければ読むのをやめることができる。
時間はそうはいかない。

止めることも戻すこともできない。
終焉が、やがて来る日がいつなのかわかっていれば、態度も変えようがある。後悔するようなことは思わない、言わない、やがて来るものがいつなのか見えていれば。
いなくなって楽な点も確かにある。そういうことを考えるだけで人間性疑われるような気もして後ろめたいけれど、それはある。カチャカチャいう音が耳障りでイラッとしたこともある。こんなんなら早く終わってしまえば、と思ったこともある。
けども、「楽」な点とゆーのは記憶の中に生き残らない。失ったという喪失感だけがいつまでも残る。楽なことなど、はじめから無かったことのようになる。

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2008.01.19.21:56 |

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