« 操縦術 | メイン | つかのま »

悲惨じゃないか

やめておけよ、と思う一方でもう片方の自分はヤケになって、もう会いに行ってしまおうか、とも思う。メグミさんに。たぶんこれで最後だろうと思う、あの人の場所がわかるのは。会いに行けるのは。
自分の片方はもうかじりついて止めもしない。他人事のような顔をして呆れている。やめておけよ。悲惨じゃないかよ。こんなことで自棄になって。

せっかくここまで遠ざかった記憶に。

冷めた目でそう言う。

鏡に映して、存在を知る。
手取り足取り、それを論じる。

まるで今回はその逆を行って、アラタさんが私を鏡に映す。私の醜悪な部分を全てさらけ出す。そして一瞬で消えてしまった。私は自分の醜さに、立ち上がれない。

Read More...

2005.08.02.23:57 | トラックバック (0) |

▽トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://vega.sakura.ne.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/217

△ Page Top