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背中を向ければ見えなくなる
人を助けられないのなんていつものことだし、慣れているし、助けたくて助けられなかったことも、助けたいとも思わなくてその人が助かった時に拍子抜けしたり、手を尽くしたのに何も変えられなかったときも。
私はそれなりに平気だった。
ああああああ、と心で叫んだりしたけれどそれなりに平気だった。
私が何をしても言っても所詮は彼らの決断、彼女らの行動、最終手段は私が作るものではない、そうわかっていたから私は平気だった。
なのに君を救えないのは、とても苦痛に感じる。
私は何をするにも遠すぎるので、だからこそなのかもしれないけれど。
2004.04.18.22:50 | トラックバック (0) |
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