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阿呆の実践
誰か知らないヤツが同じようなことやってたらきっと「莫迦じゃねーの」と鼻で笑うのだろうが自分は。
何でだ、何でなんだ、と問い続けながら眠る。
ウジ虫が部屋に溢れかえっている夢を見る。床の上も服の裏にも電灯の表面も、ウジがびっしり、ウジまみれ。手に負えないのでスリッパで踏み潰していく。それでもボタボタと落ちてくる。何もないところから湧くように絶えることなく。
ガッと目が覚める。
Read More... それを何回繰り返しても、なかなか「ただの悪い夢だったヨ!」という結末は迎えられない。
いつまでもこの現実が続いていく。
何回目覚めても、この現実が現実のままで、そこにある。
ジョバンニの気持ちが。
あのひとたちのしあわせのためならば、ぼくのからだなんかなんかい灼いたってかまわない、
そうサラリと言ってのけたジョバンニの気持ちが、今ならわかるような、わからないような。
こんな結果を見るくらいなら、ぼくのからだなんて君らのしあわせのために何回灼かれたって、かまわねーんだよと。
世界中の人から赦しをうけたらば、君はそのとき穏やかに眠れるか?
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2007.07.01.22:39
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