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どんよりと晴れ上がれ

忘れればいいんだ、つーのがいつのまにか口癖のようになって。
忘れるもナニも、覚えてもいない。
と自嘲する。
けれど覚えているのだあのあれは。

もう一年近く前になる。そのことをまだまだしつこく覚えている。それを支えにしている。君がその道を選んで、私がその道に目を向けた、その瞬間に僕らの先に未来なんてなくなったんだ。消えたんだ。
暗闇に暗闇を重ね塗りたくり目をつむりわめき声を上げず静まりかえり無言のままに暗闇を塗り重ね重ね重ねて。

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2007.01.13.21:50 | トラックバック (0) |

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