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無駄遣い
寝入りばなに色々考えてしまわないように、らふまにのふをデカイ音でかけてから寝た。何も考えないままで一旦は寝たものの、うるさくてまた眼が覚めてしまった。CDを止めてから、せめてシアワセな夢か、それとも夢もみずに眠るか、と迷っているうちにまた寝入った。夢は覚えていない。
ダメージ加工で古着の如くボロボロのコートをいちまい買う。ライナーを取りさってちくちく針仕事で少し改造。これを着てあと一度だけあの場所に行く。眼を逸らすことができても、彼女に嘘を吐くのがしんどい。彼女が一緒じゃなかったら、私はこんなにのめり込んだだろうか、と、思うのは言い訳であろ。
Read More... ふらりんと近所へ買い物に出かけたらば、ネコ便のおにいさんが前の十字路をばたばた走って行く。冷静になればたいしてアラタさんに似てもいない。剥がれかけたネイルをぺりぺり引っ掻きながら歩いていたら、後ろの方でケータイに応える声が聞こえる。「お疲れ様です」。
オツカレサマ。その言葉こそ私がいただきたい。
モトカレサマ。
カミツレサマ。
カツレツサマ。
喰っても喰ってもすぐに空腹。足りないんじゃー。
そうだなぁ例えば、「お父さん」が戻ってきてくれたらば。私は自分のことも彼女のことも、それでけっこう誤魔化せるんじゃないかと思うのだけども。(だけど「お父さん」はお疲れのようなのです。それこそ。お疲れ様。)
西は嫌いだから、北上してみようかなと、思った。それはもともとのコース取りと全くおんなじで、それじゃ何の為にこの遅延があったのか、と思わないでもない。行くならさっさと行けば、と誰も言う。ほんとうに行きたいのは、北じゃない。上だ。
戻った自覚はないのにいつの間にかまたあの場所に居る。足元で死んでいるあの時の自分。アナタが死んで、アナタが私の中に生きている。アナタが倒れて、アナタと別れて、いつ私の中に移ったのだろう。私の外側でアナタが死んで、私の内側にアナタが甦り、そうしてもう一度、今度は私の内側でアナタが死んだ。
間違えたのかな。
傷つきたくなかったはずだ。それをいちばんにして、選んだ結論だったはず。なのに、けども、
「でも僕は傷ついたりはしない、こんなばかばかしいことで!」
叫びます、ココロ。頑張ってます。
上等です。
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2005.11.08.21:28
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