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貴方を抱く。
誰も否定しないのなら信じればいい。
けれどそうできないのはココロの中で、貴方が知っているからなんだ。
信じるだけの根拠がない。
きっと、真性ではない。
それがわかってる。
Read More... 私たちはただの仮病。
かーっと熱に侵されているような気分になって、ぼうっとしているだけで。ある時ふと気がつくと、何の異常もない自分に気がついて、まるで病気のように振る舞っていた自分たちをひどく恥じて、その時の自分を思い出すのも厭で、背を向けて歩いていく。
私たちは、真性ではないのよ。
それが、ココロの奥のほうで、既に暴かれている。
だから信じるということはできない。
嘘を信じるということはできない。
真性ではなかった。
けれど熱に侵された自分達を夢うつつに見ることができた、それだけでもシアワセと思えば思える、だから私たちはそれなりに、シアワセ、だった、そう言えるかもしれない。
言えないかもしれないけれど。
どうでも良いね。
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2004.05.12.20:13
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