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憩いと堕落

破壊者ではないつもりだったけれどそれでも滅ぼしたかもしれない。
貴方を知ってから誓いをいくつか自ずから破った。
あの人が私に長い時間を超えてなお君臨するように貴方も、貴方の見いだしたその人を守ってゆくべきでしょう。
私なんかに、選択肢を与えるのも莫迦莫迦しいほどに、笑って。

笑って。

いつか諦められる。
私ならいつか自然と忘れてゆく。
そして破った誓いを悔いる日が来る。
うやむやにした決心を、また始めからやり直す。

そうやって、のろのろと歩いてゆく。
手離せないのはもう、私の意志ではないよ。

2004.05.05.18:33 | トラックバック (0) |

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