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罰
弱音の味方はする。
卑怯の味方はしない。
卑劣なのは私で、卑屈なのも私だった。
卑怯なのも。
けれど見つける。
貴方を、貴方たちを。
Read More... 君にあのような表情をさせる今の事態というものが厭で、それでも僕に現状を打開する権利も手段も与えられておらず、放っておくわけには、と言いながらやはり結局は放っている今の自分というものが無力で情けなく、心の片隅ではしょーがないと諦めつつ、せめて存在だけでも助けになれればよいけれどそれも僕の意志でどうこうできるものではなく君は別の存在を握りしめて、
そのようにゆく。
僕が苦労して君が楽になるのなら買ってでもするけれど僕の苦労は君の苦悩と何の関わりも持たない。
既に斬り捨てているものがいくつもあって、君のために振れる角度というのも限られていて、
できることのない、
という結論に帰着する。
できることのない。
君の為に指一つ動かせない。
もとい、
僕の指一つ動かしたところで君の救いにはなりえない。
それでもやはり気が済まない。
済まない。
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2004.04.18.00:47
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