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堆肥 / 浪費

子供の頃に読んだ本であるとか、ぱっと目の前に出された途端に「あ、知ってる」と思う。これが要するに

忘れたのではなく、思い出さなかっただけである

のだと。目の前に示されれば、自分の中のどれかの記憶とすぐに照合できる、けれど普段は埋もれている。そういう記憶が自分の中に随分たくさん眠っているのであろうな、と。もしかすると、いつでも照合はできるのに、割り符を示されないから二度と日の目を見ない記憶もあるのであろうな、と。

どうでもいいけどさっきから「o」のキーを押すたびに何故か「お」が二回入力されて、「記憶」としたいところが「木多く」と変換されるのに閉口する。私の右手の薬指はマッハで痙攣でもしているのか。

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2003.06.03.00:46 | トラックバック (0) |

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