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自分が如何に莫迦であったか
そうして今現在も、自分が気づかないほどに如何に莫迦であるのか、そういうこと。
頭の中に、一秒毎に、遙か彼方から鉄槌打ち込まれるように、もうすごい。ここまで自我という自我に攻撃を受けたことはない、と思わずにいられない。ほどの。見回せば誰も自分に牙向いてなどいないのに。だからかえって恐ろしい。無意識に放った人の言葉が無意識に尖りきって加速して無意識のうちに私を捕らえている、だから恐ろしい。
どうして自分は、(これ以上は言えない)
どうして世の中は、(これ以上は言えない)
私を置いて進むのならば、ちゃんと息止めて、眸も動かないように、とどめをさして。それくらいのことも望めないほどに誰もが前だけ向いている、世界というものと。私を置いて進むのならば、屍にして捨ててくれせめて。息をしたまま放り出しておかないで。
Read More... 取り残された、というより、
あ ああの人が、ちらとでもこっちを向いてくれればそれだけで良かった、それが叶うならば一歩こちらに踏み出してくれればそれだけで良かった、それが叶うならば私を拾いに来てくれればそれだけで良かった、それが叶うならば私と共に此処に残ると言ってくれたらばそれでほんとうに、良かった。
なぜ誰もが、
そりゃ私は、向いてないけれど。
特別優れてもいない、どの面においても際だって目立たない。だからしょうがないと言われたら返す言葉がないのだ。だから、だからしょうがないと、言ってくれたら良い。
無言電話の人、やめて。無駄に期待を煽るんだ。いっそまし、始めから何処にも存在すらしない、もっとマシ、悲しみも歓びも感じる心が裡に無い、ずっとマシ。
どんな服を着ようと、どんな色であろうと、どんな言葉をしても、私は私だし。振りをしたってそれは他人になれたわけじゃない。偽ったって隠しきれるわけがない。汚らしくいやらしく目を背けたくなるほどに滲み出るのは私なのだし。
否定されるのならば最初から、貴方の前に存在なんてしたくなかった。しなくて済むのならば挑むことすらしなかった。逢わなくて、済むのなら、それはそれで。
自分で自分を、傷つけるのも、認めることも、自分でしかできないけれども、何を捨てれば良い?
何を捨てたらば良い?
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2003.04.01.23:50
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