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ワンスアポナタイムインWW2
「〜ハリウッド」に続き、ひとりブラピ祭り第2弾。C.ヴァルツ演じる冷酷無残・冷血無情(外見はダンディー!)なナチス将校が、独軍統治下のフランスで暗躍し、アメリカに亡命と免責を試みてまぁ半分くらいは成功する話。多分。(いやなんか違うけど!?)
てゆーかタランティーノ嫌いじゃ!ゆーことがわかりましたヨこれを観て。なんだろうこの映画、戦争という非常事態における行き過ぎた暴力を肯定し笑い飛ばしているように見せつつその状態がいかに異常で異様で尋常じゃないかを無言のうちにあぶり出している…わけでは全然なく、ホントにただ笑い飛ばしているだけみたいな。その裏に思想もメッセージもないんだぜ!的な。なぜこの映画が評価されているのかサッパリわかりません…。
ブラピのような可愛い顔の生き物が、嬉々として独軍兵士の頭の皮を剥いでいる(ブラピ本人が剥いでる場面は無かったと思うけど、部下に嬉々として剥がせている)ゆーギャップがまた恐ろしかったですネ!グロくてエグくて長い映画でした。観る価値があるのはヴァルツおじさんのみ…。