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すれ違いってこういう事か

すなわち私が苦しくてたまんなくて手を伸ばしていた時に、貴方はその手を見ながら私の周りをぐるぐるまわって、私の限界を見極めようとしていたんだ。私がいよいよダメだというところで、一番効果的に救済を提供しようとしていたんでショ。違うのか。私を一番かっこよく助けようとしてくれたんだ。それって私の為と違うでしょ。違うんだ。

私あの時、既に限界だったのです。苦しくて足掻いてもがいてどうしようもなくて、貴方にあの手を取って欲しくて、貴方があの手に気づいていることも知っていて、貴方があの手を取ってくれると半ば狂信的に信じていて、早く取って早く取って早く取って早く取って早く助けてさっさと助けろヨ!!と、がぼがぼ泥飲みながら念じていたのに、手を取ってはくれませんでした。貴方は。私は死にました。

でもいいのです。あの後で誰か言いました。貴方が私のことを大切に思っているとか何とか。その時に初めて、ああ私は 貴方を大切に思ったことなんて無いな と気づいた。私は貴方を心配したことなんてないし(死ねばいいと思ったことはあれども)貴方のシアワセ願ったこともない。(貴方のシアワセがあのヒトたちをもシアワセにするなら貴方なんてシアワセにならなければいいと思ったことはある。)

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2006.01.19.22:27 | トラックバック (0) |

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