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命の発現

従姉が胎児を取り出した。
帝王切開だった。
彼女もつらいことばかりたくさんあったのだから、そろそろ誰にも邪魔されずにシアワセの太陽の下進んで行ってほしい。
今はそう思う。

おじいちゃん、ごめんなさい。

親にただ一つ誓えることは、犯罪者にはならないということだけです。殺さなかった、それだけが自分の矜持でした。殺さなかった。私はおかしくなんかない。私は何回殴ったか、何で殴ったか、肌の下の青黒い血の色も、ちゃんと覚えてる。
私はおかしくなんかなっていなかった。
殺さなかったのが矜持だった。

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2005.02.16.20:41 | トラックバック (0) |

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