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can never lust
ほんとうの狂気は爆発するまで表出しない。
尋常ではない。
どうした。
どうしたの。
大丈夫 ?
私の中で私が死んでいる。
私は懸命に話しかける。アナタのせいじゃない、アナタが悪いんじゃないんだ、だから泣かないで。だからもうシアワセになりなよ。
もういいんだよ。
だから、もういいんだ。
Read More... けれども、私が悪いんだ。
私しか悪くなかったんだ。
もう何も起こらないんだ。もう私はあの人に会わないんだ。もうあの人に会えないんだ。あの声も二度と聴かない。あのやわらかな声を聴くことはない。あのあたたかなひととなりに、二度と触れることはないんだ。
もう何もあの人と私の間には起きないんだ。
なのになぜ、「これから」を考えたりするのだろう。
自分を殺したい。
ただ裏付けが欲しいだけなのに、ただ自分の存在に肯定が欲しいだけなのになぜ私はこの掌に何も戴いておけないのだろう。なぜ滑り落ちていくのだろう。私が卑しいから、みんな私を避けるんだろうか。
あの人を失ったばかりがこれほどにつらいのじゃなく、あの人を失ってさらに自分の真実がさらけ出されたから、そのことがこんなに足を引っ張っているのだろうか。
それはあの人を否定することに繋がるのだろうか。
私は
わたしは、
私は今まで生きてきていったい自分の中に何を形作ってきたんだろう。偉そうなことを口ばかり並べ立てて誰よりも物事をわかっているふりをして、貴方を、貴方を何年も心に推し頂いて何よりも崇高なものを知っているような気になって、自分がどこを走っているのかもわからずに、此処に辿り着いて、あの人に打ちのめされた。
私はあの人の前に張られた硝子に突き当たってそれを粉々にした。
なぜ
もう何も起きない
だからもういいんだ
だからもういいんだ。
もういいんだよ。
私が泣いたらばそれはますますあの人を辱めることになりはしないだろうか。私が自分を悔いて悔いて悔いて、けれどもやっぱりどうしようもなくて、泣いていることを知ったらばあの人は余計に傷つくのじゃなかろうか。
そんな心配は必要ないでしょう。
もう何もないのに。
私はこれからもずっとひとりだ。
気休めでもあの人と一緒にいたかった。
心の片側で馬鹿にしていたくせに?
もう片側ではそんなにですか。
そんなにですか。
なぜ泣くの。
なにを泣くの。
自分がみっともないから、だから?
自分の為に泣くの?
なにが、「だからもういい」の?
わからない、わからないけれど家に帰ると涙が止まらない。あの人がいない。声の届くところにいない。もう二度とあのひととなりに触れられない。
そんなにすきだった ?
わからない。
涙が止まらない。
会いたい。
わからない。
触れたい。
膚にじゃない。あのひととなりに触れたい。
触れたい。
すきだった。
わからない。
侮辱した。
今でも同じ。
私の本質は変わらない。
悪いのは私だけ。
私はあの人に傷をつける。
でも触れたい。
わからない。
触れたい。
すきだった。
すきだった。
すきだった。
すきだった、わからない、すきだった、それじゃどうして傷つけた、、わからない
どうしてすきになった?
どうして辱めた?どうして拒んだ?わからない、ただ、
触れたい。触れたい。あの人に触れたい。あの人のひととなりに触れたい。あの人の声に触れたい。あの人の、目は見られない。私は侮辱の視線しか持っていない。あの人の目を見られない。あの人に触れたい。すきじゃなかったかもしれない。私はこの感情の名前を知らないだけかもしれない。それをすきと間違えて、だから混乱しているのかもしれない。これは、そんなものではないのかもしれない。私は
私は。
私は、
こんなことになるために、生きてきたくなかった。
心だけ差し上げたい。私の目があの人を拒むなら、潰してもいい。私の触覚もあの人を拒むから、焼いてしまっていい。心だけ差し上げたい。別に浄くも美しくもないけれど、この心だけはあなたを慕って必死です。
心だけ、するりほどけるように受け取ってもらうにはどうしたら
生きていたらば、駄目なんだろうか。
この先に
誰に出逢っても
出逢いたくない。
あの人を最後にしたい。あの人をこんなに傷つけて他のシアワセなんて考えたくもない。あの人に心だけ押しつけて身体を消してしまいたい。
生きていたらばしゃあしゃあと繰り返すに決まっている。
もう一度触れたい。
できるならずっと触れていたい。
けれども私の目は、心の片側は?
そしてもう片側は?
なぜ。
わからない。
わからなければいけない。
わたしだから。
もう何もないことも、
けれど
だから
だけどね
もういいの。
なにがいいの?
わからない。
ただ涙が止まらない。
すきだった。
わからない。
どうでもいい。
よくはない。
自分がこんなふうなのはつらい。
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2004.12.05.19:15
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