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天才多産

ウェットティッシュのそれのように。
一枚一枚たぐり出したいと思っている時に、ぶわっと一時に何枚も出てきてしまって、手に余る。というような。

ああ。今更。
ナゼ君の方なのだろう。ナゼあの人でなく君の方なのだろう。まるですれ違うにしてもあまりに遠かった遠すぎた君の方なのだろう。季節が、冬に近い秋だからなのか。
かもしれない。

そうして自分で言って気がつくと、枯れ葉巻き上げたあの日付を今年も思い出しもせずにやり過ごしていた。

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2004.10.31.23:58 | トラックバック (0) |

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