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選ぶ人々
こんなことをしている、場合ではないよねー。
おねーさん。ねえ。
貴方に駆けつけることができない。
貴方の側に誰かいるのが見えるから。
私の後ろで腕を掴むのが見えるから。
貴方に駆けつけることはできない。
自分でなんとかしてください。
ごめんよ。
ごめん。
少しずつ防御をはがされてゆくように、生身に近づいていく。
Read More... 裸になっていく。
裸になって、自分に勝負できるものがあるだろうか ? と問いかけた時、何もないことに気がつくのではない。もう気づいている。それを得ようとしない、何か得ようとしない、その為に今何もしていない。気づいてからこのかた、何もしないでやってきた。そのことが問題なのだと、思う。
まだ服がある。
まだ甲冑をつけている。
だから大丈夫。
なのだと。
容易に剥がされるものの内側に隠れて、ぬくぬくと生きている。
中身を強くする術を知らない。知ろうともしない。
裸に剥がされて抛り出されようとしている。
今まで何もしなかった自分を笑われる。
笑われるのは厭だ。
誰を責めるわけにもいかない、自分しか悪くないことを知っているから、歯を食いしばるしかない。
行けない。
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2004.07.25.21:54
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