鼓動
貴方を失うのではないかと思う。
いつもいつも怯えている。
貴方を失っているのかもしれない。
手のひらにあるのは、残像かもしれない。
心臓の裏側にぴたりと氷の如き刃を押しつけられているようで、けれどそれがもうずっと以前からの感触のようで、いつ切り裂かれるか知れない恐怖心を抱きながら反面、その冷ややかさに慣れてしまった、そのような感覚。
2004.05.03.00:50 | トラックバック (0) |
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