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(going for)ゴールド

人が痛がってるのを見ても何も感じない。

それを格別非道いとも思わない。

私が今なりつつあるものは、そもそも私がその側にあって、その最後の良心でありたいと願った、そのものなのだと。
気づけば。

誰か血を流している。
目の前に私しかいない。
どうせ助からないのかもしれない。
だけど手を握っていることくらいできる。

それもしたいとは思わない。

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2004.04.11.22:12 | トラックバック (0) |

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