フランク
私は、貴方をかたどった、長い長い迷路を歩いてきたのです。
長い長い、と言うけれど、実は入り口から出口へはとても短い一直線で、入った瞬間に何も迷うことなんてなければ、あっという間に抜けられたのです。
けれど私は横道に入り込んで、そこから永遠に続く迷い道をたどり続けている。
私は、だんだん手探りで道を進むことに飽きてきて、抜け出す為の手がかりなんかをつけるようになって、惑わし道をつぶし始めている。目印をつけて、同じ堂々巡りにはまりこまないように、警戒を始めている。
Read More...2004.03.23.22:12 | トラックバック (0) |
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