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パワァ(is never mine)

すきになれないものをある日突然すきになってしまったりするように、忘れられないことはある日突然忘れるということが、しづらい。

嫌いでどーしょーもなかったものがだんだんにどうでも良くなってくることがあるように、この細い細い削ぎきった感情が、けれどいつまでたっても途絶えるということはない。

蜘蛛の糸は切れることがないらしい。自然界で一番強い繊維らしい。

そんなものが欲でぷっつり切れるというのは愉快だ。
これも欲で切ることはできるんだろうか。
欲を出したらその途端に切れるんだろうか。
それならとうに切れていても不思議ではない。

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2004.01.20.23:34 | トラックバック (0) |

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