場違い
自分をぎゅうぎゅうに取り巻いてくれるものが暇だったり用事だったりするけれど、結局は時間だ。
自分をむくむくに覆い隠してくれているものが過去だったり記憶だったりするけれど、ほんとう、というものはもうどこにも混じっていない。
自分を、偽っているのもまた自分、であり、なのだからして。
偽られた姿も結局は自分だ。
その姿のほうが、実は本当なのかもしれない。
裏とか表とか、もうどうでもいいのかもしれない。
去るのも残るのも、君の勝手だ。
僕が未練を感じない、ただそれだけの話だ。
ほんとうは君がいて厭だなと思った時期もあったんだ。
残るのも君の勝手だ、と言えるほどに君を好いたのだと思っていいのだと。
ばたこ。ばたこばたこばたこ。
2003.11.20.22:41 | トラックバック (0) |
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