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そう

サンダルのことなんすけど。

四年前に独に置いてきてしまったサンダルのことが忘れられない。室内履きとして、最後の半年ほど使っていたあのサンダル。日本円で三千円にも満たなかったほどのサンダル。青いベルトが「君らしい」と云われて決めて買ったサンダル。ヒジョーに履き心地の良かったあのサンダル。

ほんっと、服の二三着も放り出してでも持ち帰るべきであった。裸足でぺたぺた家の中を歩き回る季節になると必ずあの履き心地が恋しくなる。この夏はビルケンシュト@ックのサンダルを買ってみた。しかしやはり違う。だいいちあのサンダルはこんなに値段が高くなかった。

そう思いながらも、早自分の足形のついたビルケンシュ@ゥックのサンダルでどたどた家の中を歩き回るのであります。(畳の部屋に踏み込むのはちょっと躊躇する。)

(幕間)

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2003.05.09.23:46 | トラックバック (0) |

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