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お金も名誉も愛もいらない。

自分で自分に満足がしたい。
自分で自分を認められるのならば、その時何も残っていなくてよい。この手に。着飾る為の余計なもの、何もまとっていなくてもよい。この身に。嘆きあうためのヒトがいなくて、ひとりぼっちで街角で倒れ伏しても、それまでの経過に自分で満足がいけばそれでよい。自分に恥じなくてよいような、誰が唾棄しようと自分は胸はって、これでよい、と言えるようならば、それでよい、のよ。

誰も誰をも理解しない。
彼の感じ方、思考の巡り方、そんなものを想像するだけで彼を理解できはしない。彼自身になり彼自身のそれまでの歴史をすべてなぞり直さないと、誰も彼を理解できない。どこで何がどの記憶を蘇らせるのかわからない。たった一つのありふれた言葉が、彼に何を意味するのかわからない。誰も彼を理解できない。

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2003.04.30.22:58 | トラックバック (0) |

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