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春号

去年:
庭の白木蓮の木にへばりついて、下から満開の様を眺めたりしていた。なのに今年は気が付くと散っていた。バタバタとする間にも縁側からチラと見やって、「もう咲いている。」と思ったことはあったのに、病院に通っている隙に、散っていた。

対照:
あの日に車で通り過ぎた知らない公園に、ぽつんと一本立っていた白木蓮を覚えている。家の木ほど大きくもなく、何かの間違いでは、と思うほどに凛としていた。不思議だった。きっと山頂でも湖畔でも官庁街でも知らない国でも、あの木ならばどこに居ようと、シャンと背筋をのばして立てるのだろう。そう思ったらば不思議だった。

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2003.04.05.22:13 | トラックバック (0) |

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